匿名さん
元西鉄の清俊彦投手を知ってますか? 1963年 清投手は一年生まで一昨年の甲子園大会に出場した。
秋田商に1-0とリードされて五回から登板。
三イニングスを投げて二安打の散発に押えている。
この登板で自信をつけ、秋の九州高校野球大会では優勝の原動力となった。
上手投げの本格派投手で速球とカーブが武器。
身長の割りに体重がなく球が速いが上体が乗らないため球が軽いという悩みもある。
清投手を三年間みっちり指導した高鍋高平原監督は「大変な努力家だ。
三年間いっしょにいたが肩をこわしたこともなく精進もよい。
足は速い。
ただ清君の場合、速球とカーブが大きいので投げ方によっては次に投げる球がわかる。
シンカーかスライダーを覚えれば二、三年すれば第一線に出てこれるだろう」と期待している。
本人は西鉄一辺倒で「九州に育ってライオンズに入団できるなんて光栄に思っています。
一日も早く恥ずかしくない立派な選手にならねば・・・」と心構えも十分。
昨年、チームが出場停止になって一年を棒にふったのがかえって精神面のプラスになった。
見かけがスマートすぎて頼りないといった感じもする。
そこでもっと野性味がほしいという野球評論家もいるが、問題は球種も多くし、スタミナをつけること。
性格は素直で明るく、ちっとも気どったところがない。
西鉄新人投手のなかでは一番有望視されている。
1㍍77、67㌔、右投げ。