1, 細かく言えば間違いはありますが「コンポの大部分を交換」と言う認識は間違っていません。
2, 「GSのRD」ではなく「スラント角の大きなRD」です。
3, Webの画像(RD-M410)では45°に近い様に見えますので、XTRやDEOREなどMTB系RDとそれほど差はないと思います。
先の回答と一部重複もありますがご勘弁を。
ケージ長とスラント角は別物です。
ケージ長はRDの2つのプーリー間の距離で、おもにチェーンテンショナーとしてどれだけのトータルキャパシティまで対応しているかに関わってきます。
SSはロード用でショートケージと呼ばれます。
プーリー間の距離が55mm前後と最も短く、トータルキャパは33~4程度。
GSはロードではロングケージ、MTBではショートケージと呼ばれプーリー間は75mm前後、トータルキャパは40程度。
SGSはMTB用でロングケージ、プーリー間が90mm前後でトータルキャパは45~7程度。
スラント角はプーリーケージがどんな角度に動くのかを表すもので、ワイドスプロケット向けの大きなスラント角を持つMTB系RDと、クロススプロケット向けの小さなスラント角を持つロード系RDがあります。
>クロスレシオのスプロケットとGSのRD 上で述べたようにGSはロード・MTBどちらでも使われる長さです。
スラント角もロード用・MTB用で異なります。
クロスレシオと相性が悪いのはGSだからではなくスラント角が大きいから。
GSでもスラント角が小さいロード用RDなら問題なし。
>フロント2枚のクランクスプロケットとFDは互換性が無いためロード向けFDに交換 クランクとFDはロードダブル、ロードトリプル、MTBダブル、MTBトリプルそれぞれ互換性はありません。
fuchandechuさんのように全く使えないわけではありませんし、私自身もMTBトリプルシフターとロードトリプルクランク及びFDを使えるようにするための部品を作って使っています。
私がロードトリプルを使っていた時はアウターを使う機会が殆ど無いと判断して、シマノの「トリプルクランクにはGSのRDを」と言う指示を無視してSSのRDを使っていました。
当然チェーンテンショナーとしての性能ギリギリだったのでインナートップやアウターローには入れないように使っていました。
CS-HG50-8に13-25と言う歯数構成は無いようなので、28-38-48で11-30から12-25or13-26(トータルキャパ39→33)へ交換するなら、私だったらロード用のSSのRDを選ぶでしょう。
結論としては、 1,スプロケットを変えてみる 2,変速性能の低下を感じたらロード8/9s用GSのRDへ交換 (注意して使うならSSでもOK) 3,速度域が合わない(フロントセンター38Tでは重いけどインナー28Tでは軽すぎる)ならコンパクトクランク(34-50)などへ変更 できればFD・シフター(・BB)も併せて変更 *fuchandechuさんのように使えるように出来るならそれもOK *もちろんフロントシングル化もOK *FDはロード用・フラットバーロード用・MTB用とあるので注意 と、こんな感じでしょうか。
意外とどうにかなる部分とどうしようもない部分がありますので、頑張って勉強しましょう。
幸いWebにはイレギュラーな改造をしている情報もありますから。