「気とか気配とか殺気とか感」というもの

「気とか気配とか殺気とか感」というもの

匿名さん

「気とか気配とか殺気とか感」というもの。
に対して私は懐疑的でした。
あるとするならそれらは第6感的なものではなく経験からくるものだと思っていました。
だからこれに対してはカーテンで仕切った向うから武芸者に殺気をだしてもらい、あるいは無人で)気を感じることが出来るという武芸者にそれを受けてえば実験が出来るわけです。
100人が10回もやってそれが事実なら有意な数字が出るでしょう。
しかし私は無意な数字が出ると思っていました。
もちろん私自身気や感などない人間なので自分で実験することは出来ません。
ところが最近仮説を思いつきました(すでにそういう説はあるかもしれない)生物は体内に電気を発生していてそれは生体電場として感知されます。
例えばデンキウナギやサメはまさにそれを感じ獲物を捕らえます。
コウイカは自分でこれを調整でき、隠れているときは電場を低くすることができます。
ヒトにもこれを感知することが出来る。
これは視覚(赤外線、紫外線含む)でもないし聴覚(エコロケーション)でも皮膚感覚でもなく味覚でもない(臭覚は可能性がある)第6番目の感覚になります。
しかし、この能力を持つか持たないかは先天的に(遺伝子レベルで)きまっている。
(例えば先天的にある種の味を感じない という人たちがいる)また、現在は様々な電化製品、電子製品、通信網があり電場をかく乱させるので(200年も昔と比較すると)ぼやけてわかりにくい。
さらに、暗闇でも敵に襲われることはないので先天的にその能力を持ってる人も使う必要がなくなった。
この説なら必要とあれば測定することも出来るし、気、気配を感じない人、感じる人の理由も付けられます。
という考えですがいかがでしょう?

え~っと まず、大きな誤解と思うのは 映画や小説で言われる「気」と 本当の「気」を 一部・もしくは全部ごちゃ混ぜになった 理解がこの質問には感じられます。
多くのフィクションにおける 「気」の表現は 「気」という何か 特殊で未知の存在(生命エネルギー的な)を 前提にすることで 体力の底上げをする効果や 不思議な能力(超能力的な事)を 可能にする為のツールとして 描かれています。
紛らわしい事に こういったフィクションでの「気」の扱いを 本当の武術や格闘術の術理に 転用している指導者が実在している様です ・・・が!! 少なくとも東洋医学や気功術 伝統・古伝の武術においての「気」は こういった超常現象の説明的な物ではありません。
現代の日本では 多くの人が西洋的な科学を信じていますし その理論体系のある程度の知識は 学校教育によって理解しています。
しかし、ほんの200年前には 多くの日本人は字も読めない人が 多くいました。
現在でも世界的には 文字が読めない知識レベルの人は 多数います。
そういった環境においては 物事の解説や説明において 現代の科学的な説明は難解な場合が多く その内容がどれほど正確であっても 理解できない説明は 民衆に支持される事はありません。
本来の「気」というのは こういった低い知識レベル下で 出来るだけ多くの人に 自然現象の仕組みを理解させるために 経験的や体感的な知識を使う 感覚的説明法・思想の中の ある種の”キーワード”が 「気」という言葉である と考えた方が正しい理解なのではないかと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・ 「気」はこの自然界における 生命活動に関する 色々な「流れ」の全てを象徴するキーワードです。
例えばこれは ある気功術の流派の説明の一部ですが まずこの世界には 「天の気(の流れ)」と「地の気(の流れ)」という物があります。
「天の気」は太陽の光や熱 雲や風・雨・雷・・・といった気象や 星・月などの天体現象の運動などを指しています。
「地の気」は川や湖・沼・海といった水(の流れ) 山・谷といった地形や地質に関する事柄 岩や石・砂・土・鉱物といった事や 樹木や草木という植物も このカテゴリーに入るようです。
そして この2つの自然の気は それぞれの内部での循環現象 例えば 雲(の気)が風(の気)で 流されて雨(の気)や雷(の気)が起こる とか、更には 天と地の(気の)相互の循環現象 例えば 雨(の気)が川(の気)になり やがては海(の気)に変化して 海水(塩水)になり また海(の気)から太陽(の気)で 雲(の気)が沸きあがって 再び風(の気)に乗って雨(の気)が降る・・・ という様な感じで この世の自然現象を説明する際に 全ては「気」が変化して循環する という様式を利用する事で 知識レベルの低い人にも 理解できる説明にする為の キーワード(あるいは「方便」) に利用した物(言葉)が「気」なのです。
地の気である「植物」を 人や動物は食し 天の気である「空気」を呼吸する事で 人の体の中で 天と地の気が融合して 体を動かす”元”となる”気”を 合成する事で”元気”が生まれる! その”元気”が体内を循環する際に 「血(の気・気血)」となり また、それが筋肉では「力(の気・勁)」となり 皮膚や骨も”元気”や”血(の気・気血)”の 変化した形態である! と言う感じで説明される訳です。
新鮮な食品(良質の地の気)を摂取して 穏やかな気候の場所で過ごすと その摂取した気の質が影響で 心身が穏やかで健康になり 厳しい修行生活で 食事や生活環境(各種の気)を制限すると 体内の”元気”が鍛えられる事で その結果、肉体内部の能力がUPする。
などなど・・・・ お分かりでしょうか? 現代の科学では 説明する際に 例えば「雲」を説明すると 「水蒸気」「潜熱」「結露」「上昇気流」「低気圧」 っといった多数の言葉を駆使します。
その方が正確に説明できるからですが これはあくまで1つ1つの言葉の意味を 多くの人が理解できる水準にある社会での説明法です。
「気」はそういった 高い知識レベルを 必要としない説明法として 考え出された中国式の理論体系の中の 1つのキーワードです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・ 一方で「気」は 占いや運命論・宗教・思想・哲学にも 応用された事で 一部は迷信的な意味を持つ利用法に発展し それが結果的に フィクションの世界で 都合よく利用された事が 本件の「気」の誤解となった と言うことではないでしょうか? 現代においては 東洋医学という分野として 思想や宗教と切り離して 「気」を考えるようになってきています。
ただ伝統武術の指導者には まだ「気」に関する認識を 古来の状態のままで信じている方も 多いようですし そういった教えを受けた生徒もまた こういった占い・思想・宗教系の「気」の考えを 東洋医術や武術の「現実的な気(気功術)」の 術理にごちゃ混ぜにしておられる方も 多々いらしゃるようではありますね。

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「気とか気配とか殺気とか感」というもの。
に対して私は懐疑的でした。
あるとするならそれらは第6感的なものではなく経験からくるものだと思っていました。
だからこれに対してはカーテンで仕切った向うから武芸者に殺気をだしてもらい、あるいは無人で)気を感じることが出来るという武芸者にそれを受けてえば実験が出来るわけです。
100人が10回もやってそれが事実なら有意な数字が出るでしょう。
しかし私は無意な数字が出ると思っていました。
もちろん私自身気や感などない人間なので自分で実験することは出来ません。
ところが最近仮説を思いつきました(すでにそういう説はあるかもしれない)生物は体内に電気を発生していてそれは生体電場として感知されます。
例えばデンキウナギやサメはまさにそれを感じ獲物を捕らえます。
コウイカは自分でこれを調整でき、隠れているときは電場を低くすることができます。
ヒトにもこれを感知することが出来る。
これは視覚(赤外線、紫外線含む)でもないし聴覚(エコロケーション)でも皮膚感覚でもなく味覚でもない(臭覚は可能性がある)第6番目の感覚になります。
しかし、この能力を持つか持たないかは先天的に(遺伝子レベルで)きまっている。
(例えば先天的にある種の味を感じない という人たちがいる)また、現在は様々な電化製品、電子製品、通信網があり電場をかく乱させるので(200年も昔と比較すると)ぼやけてわかりにくい。
さらに、暗闇でも敵に襲われることはないので先天的にその能力を持ってる人も使う必要がなくなった。
この説なら必要とあれば測定することも出来るし、気、気配を感じない人、感じる人の理由も付けられます。
という考えですがいかがでしょう?

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