匿名さん
スクーバーダイビングにスノーケル着用は不要と思いませんか? 数年前から、ずっと思っていましたが、最近、ますます、そう思うようになってきました。
確かに、OW講習中は必要でしょう。
水面移動が長いポイントではあったほうが便利ですが、背面に移動すれば済みますので必須とも思えません。
ダイビングカテ伝説の回答者、divinglog2000さんは下記の回答をされています。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1153903796 水中では、流れがあったり、ケーブなどでは邪魔なだけでなくマスクが外れてしまうリスクもあります。
パラオでスノーケルをつけているマヌケなガイドは殆どいないと思います。
という意見を書くと、必ず反論としてかえってくるのが『漂流した時に必要』という回答です。
確かに、オーストラリア クイーンズ州(ケアンズ)では、スノーケル着用義務は無いが漂流した時のために携行義務があると聞かされました。
しかしながら、去年のバリ島漂流事故。
事故にあわれた方々は、スノーケルを装着していなかったと想像しています。
(バリのドリフトですから) でもって、高波のなかを昼夜、漂流されたのですが、はたして『スノーケルを装着していたら生存率が高まった』と考えられるでしょうか? 何度か岸に近づいたが、流れが強くてたどりつけなかった状況のようです。
このような状況でスノーケルを装着していたら、BCを捨てて泳いだらたどりつけると想像されるでしょうか? 私はNOだと思います。
ダイバーなら誰でもわかると思いますが強い流れがある水面移動は無理です。
むしろ ●ウエイトを捨てずにいたら、再潜航してBCのエアーを全て抜いて水底の岩や珊瑚をつかむなり、指示棒やナイフを水底につきさすなりすれば、岸にたどりつけた可能性が高かったと想像します。
潜航して早々のアクシデントのため、事故者達のタンクにはまだ十分なエアーが残っていたはずです。
私見では。
●スクーバーダイバーにスノーケルは必要なし。
●漂流時に有効なのは、スノーケルよりもウエイトと残圧。
です。
議論がはずれないように補足しておきます。
・漂流時に最も有効なのはGPSなどの電子デバイスであることは承知。
・もしも、BCが故障(空気モレ)した場合でも、アルミタンクなら浮力を確保できているし、スチールタンクであっても、最悪、BCを脱げば済む話ですよね。
●ご意見をお聞かせ願いたく宜しくお願い致します。