フライホイールはエンジンの回転力を安定させる物であり、エンジンレスポンスとの関係がある物です。
軽量化する事である程度までなら回転力(回転の安定性)は保てますが、回そうとする力(トルク)は弱まりますから低回転域のトルクが薄れ辛くなる部分がデメリットとなります。
メリットとしてはエンジンレスポンスがアクセル(スロットルバルブ)に対し反応が良くなるのと、エンジンブレーキが純正より強く効く形となります。
但しフライホイールの軽量化は必ずしもエンジンレスポンスが良くなり速くなる訳ではなく、エンジンパワーがある程度無ければビンビンレスポンスにはなりません。
ビンビンレスポンスとするにはパワーだけでなくフライホイールの重量も重要となりますが、過度な軽量化はアイドリング時の不安定に繋がります。
また軽量フライホイールは同じ重さでも慣性力の違いのあるタイプもあり、外周に穴を開けて軽量化しているタイプと全体を軽く仕上げて慣性力を出来るだけ残したタイプがあります。
また車種(エンジン)によっては同じ重さの軽量フライホイールではなく、重さ違いの設定がある場合もあります。
軽く慣性力が弱い方がレスポンスは良いですが、低速域が扱いにくくなりますから目的に応じてのバランスも必要となり、街乗り(普段乗り)も考慮しつつスポーツ走行に対応させる事も出来ます。
例えば2,000ccターボの場合、普段乗りも犠牲にしないなら5~6kg(純正10kgくらい)の物、多少犠牲になるもののレスポンスを重視するなら穴無し4.5kgと言った選択も可能。
ちなみに軽のNAで純正より30%くらいの軽量フライホイールでは、僅かにレスポンスが良くなる程度で純正と差は大して感じれませんし、低速域トルクは慣れれば気になる事もありませんよ。
バイクで軽量フライホイールがあるかは分かりませんが、元が小径で重量物が中心に固まる形ですから、効果としては出ても薄いでしょうね。