これは実際に入れてみないとわかりません。
洗浄性がいい化学合成のFD級オイルがすべてのエンジンに相性がいいかというとそうでもない場合がありますので。
例えば、リングが減って圧縮が落ちたエンジンは、鉱物油を多く使ってる安いオイルのほうが被膜が厚いので、圧縮が良くなる傾向です。
っていっても、穴だらけのシリンダーですから、あんまり体感はできないでしょうが。
それよりも、油膜が厚いとピストンの振動というか首振りが緩和されたりします。
ただし、鉱物油ベースはカーボンが溜まり易いですし、白煙も目立ちます。
中には鉱物油ベースで、白煙を抑えるためにポリブデンというのを入れてお茶を濁してるオイルもあります。
これは確かにネトネトしていて白煙は防げますが、潤滑性は却って悪くなります。
あとは、粘度でしょう。
そのオイルポンプが供給過剰気味のセッティングだった場合、粘度の高いのを入れると供給量が下がります。
そうなるとフケは良くなる傾向です。
しかし、高回転では薄すぎて焼き付きや抱きつきの可能性も出てきます。
ですので、そのエンジンにあったオイルを突き止めるのは、トライ&エラーの繰り返しの末、ってことになりますね。