匿名さん
ラージボール卓球についての質問です。
最近ラージボール卓球に夢中です。
私はまだ40代ですが、硬式卓球もやりたいけれどラージボールの魅力にとりつかれています。
始めて3年経ちます。
最近になって知ったのですが、ラージボール登場時の頃から見ると用具がすごく進歩しているようですね。
以前は用具もそれなりで、ラージ用の打ち方というか、硬式の打ち方は通用しない感じでしたが、 最近の用具は硬式のように回転がかかり、ドライブも打てる。
それはそれで素晴らしい進歩だと思います。
ところが一つ疑問です。
このラージボールを発案したメーカーは、 硬式のように回転とか気を使わず、だれでも簡単に打ち返せるようにラリーが続けやすく、 レクレーション・生涯スポーツという発想でスタートしたはず。
実際にそのメーカーのカタログにも 「ボールは大きいため、ゆっくり飛び、回転も少なく、簡単に打ち返せます」 とあります。
確かにそうです。
ただ、あくまで「硬式と比べたら」 それは硬式に比べたら用具がいかに進歩して回転がかかるようになり、スピードが出るようになったにせよ、 所詮硬式と比べるまでもありません。
そこは認識しています。
最近は用具も技術も開発され、硬式プレーヤーも続々ラージ卓球を始められています。
それはそれで硬式・ラージ問わず、卓球全体が盛り上がるうえで大変すばらしい事だと思います。
硬式の感覚で打てる、回転もかかる、ドライブで弧線も描ける。
素晴らしいことです。
用具はすごく進歩しました。
ただ、当初発案された「誰でも簡単にラリー」からは遠ざかっているような気がします。
最近のラージの用具は非常に高価です。
ぶっちゃけ、硬式の感覚で勝ちやすくするにはこれらの用具を買いそろえることが近道なのでしょう。
硬式のように打てる用具の進歩は、ラージの正常進化なのか最近疑問に思います。
もちろん硬式卓球の場合はそれはありでしょう。
硬式は競技としての色合いが強いと思います。
しかし、ラージはどうでしょう。
趣旨が違います。
今のジュエルラージロイヤルラージアレグロで、特殊素材高性能ラージラケットを買いそろえると大変な出費。
しかし勝つためにはそれらを買うのが手っ取り早い。
もちろん、それらを使いこなせる技量が必要なのもわかっています。
硬式プレーヤーは来るなと言ってるわけではありません。
硬式・ラージそれぞれ良さがあります。
両方やるのも大いに素晴らしい。
それもわかっています。
ただ今のラージの用具の進歩は、ラージ全体を考えてみた場合、それが正しい道なのでしょうか。
穿った意地悪なことを言えば、 「誰でも簡単にラリーが続きます。
回転の影響もなく簡単に打ち返せますよ。
レクレーションですよ。
」 と言っておきながら他方で、 「でもこちらの用具を使えば回転もかかりスピードも出ます。
硬式のように打てますよ。
ただし値段はそれ相応の予算が必要です」 これはメーカーの2枚舌なのではと。
私はラージの一人者でもなく引っ張っていこう大それたことを言うつもりもありません。
そこまで厚顔無恥ではありません。
腕も中級です。
ラージ発展のために尽力しているものでもなく言えた義理はありません。
ただ日頃から疑問に思っていたのです。
用具が進歩して硬式のように打ててハイレベルになることがラージ発展の正常進化なのかどうか。
硬式プレイヤー、ラージプレイヤー、両刀の方。
初心者中級者上級者問いません。
様々な方からのご意見が聞きたいです。
よろしくお願いします。