ガソリン車もハイブリッド車も交渉燃費は実態と大きく乖離します。
平均的な実燃費は、ガソリン車で7割程度、ハイブリッド車で6割程度です。
ハイブリッドが21.4km/Lなら実燃費は12.8km/L程度、 ガソリン車が16km/Lなら実燃費は11.2km/L程度です。
その差は1.6km/Lといったところでしょう。
ハイブリッドモデルのエンジンは2.5L、ガソリンモデルのエンジンは2Lですから、自動車税は500cc区分が高くなります。
排気量は違いますが、最大出力はほぼ同じです。
http://toyota.jp/harrier/spec/ これは、ハイブリッドモデルが燃費を重視するためにアトキンソンサイクルという燃費が良くても非力なエンジンにしているからです。
ハイブリッドモデルはスタートをモーター駆動するのでガソリンモデルよりもパワフルに加速しますが、中高速はガソリンモデルと概ね同程度の運動性能です。
ハイブリッドモデルに搭載されたハイブリッドシステムでは、エンジン出力を駆動と発電に分配し、発電で得られた電力でモーター駆動し、エンジンから分配された駆動力と合成して走ります。
そのため、駆動エネルギーは結局エンジンが全てですから、高速走行でモーターアシストで運動性能が上がる事は殆どありません。
モーターだけで駆動できるは数百m〜2km程度の駆動用バッテリーしか搭載していませんから、高速走行でモーターのアシストは咄嗟の加速時位です。
それでも、渋滞等の速度変化が頻繁な走行だと、ガソリンモデルは覿面と燃費が 悪くなりますが、ハイブリッドモデルは燃費悪化を防ぐ事ができます。
ハイブリッドモデルとガソリンモデルの価格差は、装備やグレードが同じであれば200万円も差はありません。
スタートのモーター駆動の価値だけでも、ハイブリッドモデルを選ぶ価値はあります。
(nishida0178さんへ)