コンパクトデジタルカメラと一眼レフ機の一番大きな違いはレンズと撮像素子です。
交換レンズについてはピンキリで高価なレンズほど明るくきれい(シャープ)に撮れる傾向にあります。
撮像素子は昔で言うフィルムの大きさです。
フィルムが大きければ大きいほどきれいに撮れますがその分レンズが大きくなったりカメラ本体が大きくなります。
このフィルムに相当するのが撮像素子です。
ワイドからマクロまで撮像素子の大きなカメラは奥深い写真を撮影する事が出来ます。
逆に撮像素子が小さいほうが被写界深度が深くピントが合う範囲が広くなり失敗写真は少なくなりますが半面おっしゃられるように撮像素子の大きな写真と比べ薄っぺらく見えるかもしれません。
またダイナミックレンジの幅も小さく暗い部分の色調が奪われ明るい部分は白飛びしてしまいます。
比較的暗い水中ではダイナミックレンジの幅がある方が確実に有利です。
撮像素子が大きいほうが細部まできれいに撮影できる傾向にあるので撮像素子の大きなもののほうが希望に近い物になるかもしれません。
ダイビングで使用するにはハウジングが必要になるのでハウジング込みとなると純正ハウジングを発売している物になると思います。
その中で一番撮像素子の大きなものはキヤノンのG1XⅡです。
1.5インチセンサーはオリンパスのミラーレスのマイクロフォーサーズより一回り大きく有利ですがセンサーが大きくレンズの関係だと思うのですがマクロは20cmまでしか寄れずワイド中心時々マクロという事であればベストチョイスかもしれません。
バランスの良い物であればbonjindiverさんも言っていられるG7XⅡが良いと思います。
ただ、前G7Xでは開放マクロがちょっと甘いという話もあるので1段か2段くらい絞られればマクロも十分満足いくと思います。
予算的にお得なのはG7Xですが新機種が出ている今旧機種を選ぶかどうかは質問主さん次第だと思います。
ダイビングで使用するカメラではG7Xの価格であれば費用対画質であればおそらくワイドからマクロまでコストパフォーマンスで言えば一番だと思います。
最終的に大手量販店などに行き実際に見てみて出来ればSDカードなどを持って行けば撮らせてくれる所もあるので実際にとって自宅でパソコンなどで確認されれば判断されればいいと思います。
まだ時間がある様なのでいろいろ見て確認して自分自身に一番合っている物を選べば長く付き合えるカメラになると思います。