基準値は知りませんが、エンジンを改造する際に考えるのは、吸気ポートとのカーブをスムースにする。
いわゆるエアファンネルと同じような整流効果を考えて吸気管を設計して、出来るだけ大きな口径を目指します。
しかし高回転でパワーとレスポンスを良くするには、吸気ポートに近い取り付け位置のほうが有利ですから、おのずと吸気ポート径に近い口径を選ぶ事に成りますがね。
と言う事は、吸気ポートをどれだけ大きく出来るかでも、口径選定は変わってしまうと言う事です。
キャブレターのように気圧変化でガソリンを吸い出す量が変化したりはしませんし、ベンチュリーのように絞り管を入れなくて済むのですしね。
あとは管長とかを考えて調整すれば良いだけです。
無理な部分はコンピューターで点火時期だの、インジェクター側を弄ってしまえば誤魔化せます。
下手すりゃエアバイパスバルブで二次吸気させても制御できますから何ともです。
でもキャブレターでも強引なコトは出来ますし、理論だけが正解とも限りませんしね。
基本は、あくまで吸気ポートと吸気管の構造の関係性で決める事だと思います。
吸気ポートから離れれば、口径を大きくする事も可能なのですしね。
例えば吸気管のテーパー角が1度でも、ポートから1cmと10cm離れた場所では口径は変わりますしね。
つまり取り付ける位置でも変わるって事です。
ただしレスポンスだの、ピークパワーだのって所に影響は出ます。
それと、吸気管もチャンバー室に成るので、この辺も活かしてしまうと難しい話でしょうし、説明しきれません。
純正のような扱い易さは、色々な研究や実験で選定していると思いますが、吸気ポートと近似口径なのが一般的です。
4気筒シングルスロットルなどは、サージタンク(チャンバー室)容量とかも考慮してあると思いますが、詳しくは知りません。
多分、様々なデーター取りをして、あと何mm大きいか小さいとかの世界ですよ。
豊富なデーター量から法則はあるのでしょうが、社外秘でしょうしね。
まあ排気量や回転数に係数を掛けて、確か吸気管長の求め方とかは有りますが、これも解りませんがね・・・ と言う事で、真相は何も知らないのに回答してしまいました。
すみません・・・