07まではいわゆる初期型ですね。 クラッチレバーを握らない限りそのまま取り外してもピストンは出てきませんね。よって清掃作業のみであればシリンダーのピストンを押し込んだり触ったりする必要はありません。 隼のクラッチリリース(レリーズ)シリンダーの構造ですが、クラッチのプッシュロッドが無い状態、すなわち取り外した状態でクラッチレバーを握ったらそのままポロっと飛び出てフルードがドバっという状態です。 ブレーキピストンに近い構造ですが、違いはリリースシリンダーピストン内部には確かバネが挿入されていたと記憶しています。 しかし出口に少し絞りがありそこで止まる構造だったようですね。自然には出てきませんから。 (ちなみに08からの現行型には金属のプレートが付いており、プレートを外さなければ当然それ以上出てきません。) 隼の場合はスプロケカバーの内側(車体側)にシリンダーのボルト指示部分があり、カバーの外からボルトで固定されているためリリースシリンダーを外す時にはスプロケカバーを取り外さなければならない構造ですのでシリンダー単体での取り外しはできないのはご存知ですかね。 持ち主はそれを知っていてスプロケカバーを取り外すとドライブスプロケまわりの汚れも清掃できるので同時メンテナンスを行うのでしょう。 ポイントとしてはカバーは数本のボルトとスペーサーで支持されており、それらが固着していることが多く外すときにはかなりゆすらないと取れません。バイクを倒さないように注意が必要です。そして組み付けの際には次回メンテナンスを楽にするためにボルトにモリブデングリス等を塗っておくと固着防止になります。 もしフルードを排出してシリンダーの内部清掃をするのであれば、ついでにシールとダストカバーも交換してやってください。純正で数百円ですから。 あとシリンダー内やピストンをコンパウンドやペーパーで清掃する場合はくれぐれも注意してください。円周方向に研磨しないといけませんから。ピストンが動く方向、すなわち縦方向に磨くとフルード漏れが高い確率で発生します。