■各選手のポジション 眞鍋JAPANは もう WS、MB というポジションを区別してとらえていないのに、日本バレーボール協会さえも、まだ旧態依然としたポジション分けをしています。
この方が、一般的なファンにとっては馴染みがあるからでしょうか? 今回選出された26選手を眞鍋構想の役割別に見ますと、 ○セッター 古藤千鶴、土田望未、藤田夏未、宮下遥 ○セカンドセッター 木村沙織、鍋谷友理枝 ○パスヒッター 木村沙織, 高田ありさ, 内瀬戸真実, 鍋谷友理枝, 古賀紗理那, 坂本奈々香 ○ポイントゲッター 迫田さおり、江畑幸子、石井優希、長岡望悠、白垣里紗、今村優香、 井上愛里沙、宮部藍梨、山口舞、大野果奈、大竹里歩 ○オールラウンドプレーヤー 石田瑞穂 ○リベロ 座安琴希、岩崎紗也加、佐藤澪、筒井さやか ■パスヒッターの今季Vリーグレギュラーラウンドでの実績 ○サーブレシーブ成功率 新鍋理沙 74.7% 木村沙織 70.3% 内瀬戸真実 67.7% 高田ありさ 65.8% 鍋谷友理枝 55.0% ○アタック成功率 高田ありさ 35.1% 鍋谷友理枝 34.7% 木村沙織 33.6% 内瀬戸真実 32.3% 新鍋理沙 31.0% 新鍋はサーブレシーブ成功率は高いですが、いかんせん攻撃力が低く、攻守を含めた総合力で高田ありさ、内瀬戸真実。
セカンドセッターとしての役割で鍋谷友理枝の方が上と判断されたのでしょう。
特に鍋谷と内瀬戸はバックアタックが打てますので、この点で新鍋よりかなり優位です。
新鍋が今季「全日本登録選手」から漏れるとは思っていませんでしたが、昨年11月の段階で、今年のワールドカップには選出されないだろうと思っていました。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10138267900 リオ五輪後、東京五輪に向け新鍋が全日本復帰を目指すなら、かおる姫のようなポジション転向しかないのではと思います。
■選出選手の問題点 ○セッター ワールドカップは古藤と宮下で臨むのでしょうか? 竹下よりブロックの低い土田・藤田の選出には首をかしげます。
NECをV・プレミア優勝へ導いた山口かなめを招集して育成して欲しかった。
眞鍋監督は、毎年モントルーにしか出場しない藤田をどうするつもりなのでしょうか? ○センターブロック 世界バレーで露呈したセンターブロックの弱さが全く修正されていません。
相変わらず宮下・長岡・石田で対応するつもりなのでしょか? ワールドカップ~五輪世界最終予選に向け、荒木絵里香・岩坂名奈を追加招集しない限り、リオ五輪への出場権は取れないと予言します。
○リベロ おそらく佐野優子こそは辞退した可能性が高そうですが、国際大会で実績のある佐藤あり紗、鳥越未玖を選出せず、今季久光でサーブレシーブしかしていない座安、ディグしかしていない筒井で大丈夫なのでしょうか?