匿名さん
タイヤの接地面積とグリップ力の関係について教えて下さい。
基本的にタイヤを太くしたり径を大きくしたりして接地面積を大きくするとグリップ力は向上すると思うのですが、そうではないという記事を見て錯乱しています。
私が見た記事では接地面積が増える=面圧が下がるということで結果的に摩擦係数が同じになり、太いタイヤと細いタイヤの間にグリップ力に差は生まれないということを数学的に説明されていました。
しかし私の足りない脳で考えたところ、やっぱり接地面積は少なからずグリップ力に影響を与えると思うのです。
空気圧を上げすぎたタイヤは、中央部分しか接地しなくなることでグリップしなくなってしまうと聞きます。
街乗りをする車に極端に太いタイヤを履くと燃費が下がりますよね、これはタイヤの転がり抵抗が増した、つまりグリップ力が上がった結果なのではないでしょうか。
その昔タイレルというF1マシンが空力の為にフロントタイヤを小さくし、それによる接地面積の減少を、前輪を4輪にすることで補うということもしていました。
トヨタ・MR2やMR-Sといった車は純正で後輪のタイヤが大きくなっており、前後同じサイズのタイヤを履いたらフロントの応答性が高くなりすぎ、簡単にスピンしてしまうような挙動を示すそうです。
最近では日産・ZEOD RCという、後輪は他のLMP1マシンと同じくらいのサイズなのに前輪は極端に細い車がありますが、あれは重心がほとんど後輪車軸上にあるためタイヤサイズが前後で大きく違うんだそうです。
これらはつまり接地面積は直接グリップ力を上げるということですよね? タイヤのゴムが持つ摩擦係数とグリップ力は必ずしも一致しないということでしょうか?