ドイツ車の場合、本国では19%の付加価値税が課税されます。
日本は輸入車の関税はありませんが、消費税が課税されます。
同一仕様・装備の場合、1ユーロ124円換算で、ドイツと日本の販売価格が同じになります。
現在は円安なので、日本の方が安い状態ですが、円高の頃はドイツの方が安かったのです。
車は販売する地域での相場があります。
例えば、Mercedes,BMW,Audiの価格帯はドイツでも日本でも同程度で競争しています。
北米は欧州よりも価格が2割程度安い市場なので、その市場価格に合った販売価格となっています。
(実際には装備等が異なることで、2割程度安い市場なんですけど) 輸送費や販売間接費、メンテナンス体制維持費等が必要ですが、どの程度上乗せされているかは販売地域によって異なります。
当然、利益も販売地域により異なります。
Audiは今年に入り日本での車両価格を2%値上しています。
円安が続き日本でのコスト構造に限界があったためです。
このまま円安が続くと、他メーカーも値上の可能性があります。
ちなみに輸入車がぼったくりと思っている人も居ますが、40年以上昔の事です。
メーカー日本法人を設立し、市場価格が下がりました。
現地のHPで各国の価格は公開されており、今ではご質問者のように価格差を誰でも知ることができます。
(drivers_universityさんへ)