匿名さん
スマホを冷凍庫に入れて-20℃で30分冷凍してみました。
・iPhoneの場合(iPhone5、5s) バッテリー残量50%でも100%でも冷凍後は電源が生きていました。
が、どちらの場合も写真を数枚撮ったらシャットダウンしてしまいました。
写真撮影で負荷が掛かると電圧が下がってシャットダウンしてしまうようです。
体温で加温後はバッテリー残量も戻り復活しました。
バッテリー残量が10%くらいだと5℃くらいでもシャットダウンしてしまいます。
・Androidの場合(XPERIA Z5 Compact) バッテリー残量30%でも冷凍後に電源は落ちず、残量も減っていませんでした。
カメラもアプリも普通に使えました。
AscendG6という安物スマホでも残量50%で冷凍後に問題なく使えました。
AndroidはiPhoneより低温に強いみたいです。
iPhoneは低温に弱く、厳冬期の山で使うには若干の不安があります。
これまではミドルウェアのポケットに入れてGPSとして使っていましたが、確かに山頂などで写真撮影をすると電源が落ちる事がありました(体温で加温後は復活しますが)。
Androidはまだ山では-5℃くらいでしか使った事ありませんが、実験結果を見ると厳冬期でも問題無く使える様です。
バッテリー持続時間は、残量100%で機内モードにしてGPSロガーとして使う場合、iPhoneは10~20時間、Androidは30~40時間程度です。
細かくはバッテリー容量や気温、使い方に依ります。
さて、質問です。
厳冬期でスマホをGPSとして使うの、アリでしょうか?ナシでしょうか? 地図とコンパスはバックアップとして持ち、モバイルバッテリーも持つものとします。
ホワイトアウトでも現在地を確認出来ます。
iPhoneの場合はいざ使おうと取りだして冷えてしまうとシャットダウンしてしまいそうで不安があります。
ですがXPERIAなら防水防塵で低温実験でも大丈夫そうでした。
手袋モードもあります。
スマホは落とさないようにストラップをつけて首から下げて、小さなタッチペンも付けています。
なお、ガーミンは高価で買えなかったので登山用のGPSアプリを作りました(6年前の話ですが)。
ガーミンの場合はアルカリ乾電池は厳冬期は7割減、エネループは3割減で、冬はリチウムイオン乾電池(2本600円)を買うと良いそうです(GPS専門店の人に教えてもらいました)。