WEC 第4戦 ル・マン24時間レース レースハイライト動画②

ルマン24時間といえば、世界で最も有名で歴史ある耐久レースですが、今年はなんと100周年記念大会ということで、大観衆の前で熱戦が繰り広げられました。

今回のレースには、ハイパーカークラスに16台がエントリーし、その中にはキャデラック、フェラーリ、プジョー、ポルシェといった耐久レースの伝統あるメーカーが含まれていました。

そんな中、注目を集めたのはトヨタGAZOO Racing（TGR）のGR010 HYBRIDです。TGRは2018年から5年連続でルマンを制しており、今年は6連覇を目指していました。

しかし、その道のりは決して平坦ではありませんでした。予選ではフェラーリ499Pがポールポジションを獲得し、TGRの7号車と8号車はそれぞれ3位と4位につけました。

決勝レースは6月10日午後4時（日本時間午後11時）にスタートしました。 最初の数時間はフェラーリ499Pがリードを奪いましたが、TGRの7号車と8号車は追い上げを見せました。特に7号車は小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペスのトリオが見事な走りを披露しました。

夜間走行では雨が降り始め、コースコンディションが悪化しました。この難局をTGRは冷静に乗り切りましたが、他のチームはトラブルやクラッシュに見舞われました。特にフェラーリ499Pは2台ともリタイアするという悲劇に見舞われました。

朝方になるとTGRの7号車と8号車が首位と2位に浮上しました。しかし、8号車はピットストップでタイヤ交換に手間取り、7号車に大きく遅れを取りました。

最終的にチェッカーフラッグを受けたのは7号車でした。TGRは6年連続でルマン24時間を制し、歴史的な快挙を成し遂げました。 2位には8号車が入り、TGRは1-2フィニッシュを果たしました。3位にはプジョー9X8が入りました。

2023-06-11 07:26:15