【F1ラスベガスGP予選】雨中の大波乱！ノリスが劇的ポール、ハミルトンはまさかのQ1敗退

雨がすべてを狂わせたラスベガス予選！マクラーレンのランド・ノリスが驚異的なラップでポールポジションを獲得。一方、7度の王者ハミルトンがQ1で姿を消すという衝撃の展開に！

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眠らない街ラスベガスが、雨と涙に濡れた。F1ラスベガスグランプリの予選は、誰もが予想しなかったウェットコンディションとなり、F1史に残るであろう大波乱のセッションとなった。滑る路面、視界を遮る水しぶきの中、栄光のポールポジションを掴み取ったのは一体誰だったのか？そして、信じられない結末を迎えたドライバーは…。手に汗握る予選のハイライトを、興奮冷めやらぬうちにお届けする！
【予選ハイライト解説】
Q1：ハミルトン、角田がノックアウト！悪夢のウェットコンディション
予選が始まると、ラスベガスの空から降り注ぐ雨がセッションの様相を一変させた。各車インターミディエイトタイヤでの走行を強いられる中、まず悪夢に見舞われたのは7度のワールドチャンピオン、ルイス・ハミルトンだった。マシンとのフィーリングが合わず、まさかの最下位20番手でQ1敗退という衝撃的な結果に終わった。
さらに、日本の角田裕毅もこの難しいコンディションに苦しみ、19番手でノックアウト。ウィリアムズのアレックス・アルボンは最終アタック中にウォールにクラッシュし、ここで予選を終えることとなった。
Q2：マクラーレンの逆襲とアルピーヌの躍進
雨脚が弱まり、路面コンディションが徐々に回復していく中で行われたQ2。ここで速さを見せたのがマクラーレン勢だった。FP3では下位に沈んでいたランド・ノリスとオスカー・ピアストリが、水を得た魚のように躍動。ノリスがトップタイムを記録し、ピアストリも9番手でQ3進出を決めた。
また、アルピーヌのピエール・ガスリーも素晴らしい走りを見せ、トップ10に食い込む速さを披露。チーム代表フラビオ・ブリアトーレが見守る中、復活を印象付けた。
Q3：ノリス、執念のポールポジション！
ポールポジションを決める最終決戦Q3。セッション終盤、各車が最後のアタックに入る中、暫定トップに立ったのはマックス・フェルスタッペンだった。しかし、その直後、この日絶好調のランド・ノリスが渾身のアタックを決め、フェルスタッペンのタイムを0.323秒上回るスーパーラップを叩き出す！ターン14で大きく体勢を崩しながらも、それをねじ伏せて記録したタイムは、まさにチャンピオンの意地と執念の結晶だった。
この結果、ランド・ノリスが今季3度目、キャリア通算150戦目のグランプリでポールポジションを獲得。チャンピオンシップ争いにおいても、ライバルに大きな差をつける貴重な1勝への足掛かりを築いた。
【公式予選結果（トップ10）】
順位ドライバーチームタイム
1 ランド・ノリスマクラーレン 1:47.934
2 マックス・フェルスタッペンレッドブル +0.323
3 カルロス・サインツウィリアムズ +0.362
4 ジョージ・ラッセルメルセデス +0.869
5 オスカー・ピアストリマクラーレン +1.027
6 リアム・ローソンレーシング・ブルズ +1.128
7 フェルナンド・アロンソアストンマーティン +1.532
8 アイザック・ハジャルレーシング・ブルズ +1.620
9 シャルル・ルクレールフェラーリ +1.938
10 ピエール・ガスリーアルピーヌ +3.606
【まとめ】
雨がもたらした大波乱の予選は、ランド・ノリスの見事なポールポジションで幕を閉じた。しかし、ウェットレースは何が起こるかわからない。後方からの追い上げも十分に考えられ、決勝はさらに予測不能な展開となるだろう。ハミルトンの巻き返しはあるのか？それともノリスがこのまま逃げ切るのか？ラスベガスの夜、最後の最後まで目が離せない！