【スーパーフォーミュラ第12戦鈴鹿】岩佐歩夢が魅せた！最終決戦で野尻智紀を破り、劇的な連続ポールポジション獲得！

2025年スーパーフォーミュラ最終戦の予選、ドラマは最後に待っていた。TEAM MUGENの岩佐歩夢が渾身のアタックで野尻智紀をコンマ0.063秒差で下し、鈴鹿のポールシッターに輝く！

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2025年のスーパーフォーミュラ、その年の速さ日本一を決める戦いが、聖地・鈴鹿サーキットでついに最終章を迎えた。陽光降り注ぐ中、行われたJAF鈴鹿グランプリの公式予選。コンマ1秒を削り合う極限のタイムアタック合戦は、まさに最終戦にふさわしい劇的な幕切れとなりました。あの鳥肌が立つほどの興奮を、もう一度振り返りましょう！
【予選ハイライト解説】
Q1：生き残りをかけたサバイバル
ノックアウト方式の予選は、Q1から激しい火花を散らしました。Aグループでは、残り時間がゼロになる瞬間に各車が次々とタイムを更新。最後のアタックで牧野任祐選手、そして岩佐歩夢選手が貫禄の走りでトップタイムを塗り替え、Q2進出を決めました。
続くBグループも大混戦。セクターベストを連発するドライバーたちの中で、ひときわ輝きを放ったのが佐藤蓮選手。1分36秒244のトップタイムを叩き出し、2番手の太田格之進選手、3番手のディフェンディングチャンピオン野尻智紀選手とともに、最終決戦Q2へと駒を進めました。
Q2：王座をかけたポールポジション争い
7分間の最終決戦、Q2。このセッションを制する者が、チャンピオンシップに最も近い存在となります。残り時間が1分を切る中、まず動いたのは王者・野尻智紀。圧巻の走りで1分35秒973を叩き出し、暫定ポールに立ちます。誰もが「これで決まりか」と思ったその瞬間でした。
最終アタッカー、岩佐歩夢がコントロールラインを通過。電光掲示板に表示されたタイムは…1分35秒910！野尻のタイムをわずか1000分の63秒上回り、土壇場でポールポジションを奪取！チーム無線の「YES!」という叫びが、このラップの凄まじさを物語っていました。
この結果、TEAM MUGENがフロントローを独占。岩佐歩夢が連続ポールポジションを獲得し、チャンピオン獲得に向けて最高のポジションから決勝レースに挑むことになりました。
【公式予選結果（Q2 トップ10）】
順位ドライバーチームタイム
1 岩佐歩夢 TEAM MUGEN 1:35.910
2 野尻智紀 TEAM MUGEN 1:35.973
3 佐藤蓮 PONOS NAKAJIMA RACING 1:36.192
4 太田格之進 DOCOMO TEAM DANDELION RACING 1:36.206
5 牧野任祐 DOCOMO TEAM DANDELION RACING 1:36.246
6 イゴール・オオムラ・フラガ PONOS NAKAJIMA RACING 1:36.302
7 坪井翔 VANTELIN TEAM TOM’S 1:36.345
8 福住仁嶺 Kids com Team KCMG 1:36.400
9 サッシャ・フェネストラズ VANTELIN TEAM TOM’S 1:36.499
10 阪口晴南 SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING 1:36.674
【まとめ】
まさに神業と呼ぶにふさわしいアタックでポールポジションを掴み取った岩佐歩夢選手。しかし、すぐ後ろには百戦錬磨の王者・野尻智紀選手がいます。フロントローに並んだ2人のチャンピオン争いは、明日の決勝レースでどのような結末を迎えるのでしょうか。2025年シーズン、日本最速の称号を手にするのは誰か。最終決戦のスタートから、1秒たりとも目が離せません！