匿名さん
広島がクラブW杯4強進出…浅野弾など3ゴールでアフリカ王者を一蹴どう思いますか??? FIFAクラブワールドカップ2015準々決勝が13日に行われ、マゼンベ(DRコンゴ)とサンフレッチェ広島が対戦した。
2年ぶりにJリーグ王者に輝いた広島は、2度目のクラブW杯出場を果たした。
開幕戦のオークランド・シティ戦ではMF野津田岳人、MF清水航平、MF柴崎晃誠の3名が負傷交代する厳しい試合となったが、FW皆川佑介とDF塩谷司のゴールで2-0の勝利。
まずは初戦を突破することができた。
一方、5年ぶりに同大会出場を果たしたマゼンベ。
前回出場した2010年大会ではブラジルの強豪インテルナシオナウを破り、大会史上初めて「欧州対南米」という決勝の構図を崩した。
今大会も広島を破っての決勝進出を目指す。
広島は開幕戦から6人を入れ替え、FW佐藤寿人やFWドウグラス、さらにはMF茶島雄介が先発メンバーに名を連ねた。
また、マゼンベは2010年大会でも活躍を見せたDRコンゴ代表GKムテバ・キディアバではなく、コートジボワール代表GKシルヴァン・グボウオを起用した。
開始早々にチャンスを作ったのは広島。
2分、左サイドでボールを受けた柏が中央に切り込み、エリア手前左から右足シュート。
しかし、シュートはわずかに枠の右上に外れてしまった。
一方のマゼンベが立ち上がりからゴールに迫る。
4分、ロジェール・アサレが距離のある位置から右足でロングシュート。
ボールは枠の左下を捉えたが、GK林卓人がなんとかはじき出してCKに逃れた。
直後の5分、左CKからクロスが上がると、サリフ・クリバリーがヘディングシュート。
しかし、ここはわずかに枠の右に外れて難を逃れた。
続く15分、最終ラインの裏に抜けだしたムブワナ・サマタがエリア内右に進入したが、千葉和彦がスライディングタックルでサマタを倒す。
ボールには触れていなかったが、ここは笛を吹かれずピンチをしのいだ。
自陣でしっかりとブロックを敷き、カウンターからチャンスをうかがう広島。
19分、自陣でボールを奪った佐々木がそのままドリブルで持ち上がる。
佐々木がエリア手前右でフリーになっていた佐藤へパス。
佐藤が右足でシュートを放ったがここは枠の右上に外れてしまった。
44分、広島が右CKを獲得すると、茶島が上げたクロスをニアの佐々木がスラし、ゴール前に飛び込んだ塩谷が右足で押し込んだ。
塩谷とっては開幕戦に続く2試合連続ゴールとなった。
前半はこのまま広島が1点をリードして終了する。
後半立ち上がりの52分、広島は左サイドでボールを持った茶島がエリア手前左からミドルシュート。
しかし、ここは枠の左に外れてしまった。
さらに54分、エリア内左に進入した柏が切り返しから右サイドのミキッチへ浮き玉のパスを供給。
ミキッチがダイレクトで速いボールを入れたが、ゴール前の佐藤は触りきれなかった。
広島が再びCKを獲得すると、またしても大きなチャンスとなる。
56分、茶島が右CKからクロスを入れると、ゴール前に飛び込んだ千葉がヘディングシュート。
これがゴール左に決まり、広島がセットプレーから追加点を奪った。
厳しくなったマゼンベが前に出る展開となる。
65分、右サイドからアダマ・トラオレがドリブルで突破し、エリア内に進入。
速いボールをゴール前に入れると、途中出場のレインフォード・カラバがニアで触り、ファーサイドのアサレがバイシクルシュートで狙ったが、ここは枠の上に外れてしまった。
マゼンベは69分にリチャード・ボアテングを下げてジョナサン・ボリンギを投入。
一方、広島は75分に佐藤を下げて浅野拓磨を送り込んだ。
すると78分、中盤でボールを持った青山敏弘が右サイドのミキッチへロングパス。
ミキッチがフリーになってエリア右横まで持ち上がりクロスを入れると、ゴール前でフリーになった浅野がヘディングシュート。
これがゴール右に決まり、広島がリードを3点に広げた。
終盤は気力体力ともに落ちたマゼンベに対し広島がチャンスを作る場面もあったが、追加点は生まれず。
広島が3-0でマゼンベを下し、初の準決勝進出を果たした。
勝ち上がった広島は、16日に大阪長居スタジアムで行われる準決勝で南米代表のリーベル・プレート(アルゼンチン)と対戦。
敗れたマゼンベは5位・6位決定戦でクラブ・アメリカ(メキシコ)と対戦する。