匿名さん
元国鉄の亀田信夫選手を知ってますか? 1957年 国鉄スワローズでは一日午前十一時半有楽町の球団事務所で埼玉県大宮高の強打者亀田信夫三塁手(18)と入団の契約を行った。
同選手は今夏の甲子園大会で主将として、また四番打者として活躍、四試合16打数、10安打、打率六割二分五厘の最高打率をマーク、決勝戦進出の原動力となった。
長打力もあり、チャンスに強いバッターとして国鉄のほか中日、南海、阪急、近鉄、大映からの勧誘の手がのび、さらに早大、慶大、立大、明大、法大などの各校からも進学をすすめられていたが同選手の実家が鉄道一家(父親の作治さんは二十九年まで水鉄機関区長、長兄寛さんは大宮機関区、次兄雅さんは関東地方資材部中央用品試験所三兄が水鉄局勤務)であったことから国鉄入りが決まったもの。
五尺八寸五分、十九貫八百、右投右打。
亀田選手談 皆さんが期待するほどの活躍はできないかも知れませんが、一生懸命やります。
大学へ進むことも考えてみました。
しかしあと四年間勉強することは大変なのでプロ入りを決意しました。
国鉄を選んだのはチームカラーに魅力を感じたことと、また町田さんのファンでもあるからです。