匿名さん
小説を書いているのですが、次の文章は読みにくいですか? あと、それ以外に思ったこと(作文みたい・つ まらない・テーマがわからない・もっとこうした方がいい等)があれば指摘のほうよろしくお願いします。
以下、本文となります。
その消防車には、火災を食い止めるため に必要なありとあらゆる装備が欠けてい た。
小型の三連はしごはおろか、消防車 の存在価値とも言える『ホース』や『吸 管』などの消化用器具もない。
あるのは 、自動車としての体裁を保つ最低限の装 備のみ。
果たしてこれを、本当に『消防 車』と呼んでもいいのだろうか。
朱色の自動車は、警光灯の灯を伴い、夜 道を時速八十キロの速度で進んでいた。
車内には、助手席に分隊長が、運転席に 機関員が、後部座席に隊員二名がそれぞ れ乗車しており、全員が黄色のラインの 入った黒い防火服に身を包んでいる。
『 夢野消防』と書かれたヘルメットの下で は、隊員たちの緊迫した表情が窺える。
誰もがみな真剣だった。
そこに「おふざ け」という言葉は存在しない。
独活の大木が火災現場に到着し、隊員た ちが一斉に車外に飛び出す。
たが、彼ら にいったい何が出来よう。
車体には防災 活動を行うための資器材は何一つ積載さ れていない。
そもそも、周囲には消火栓 も防火水槽も見当たらなかった。
轟々と燃え盛る炎が月明かりと一緒に夜 空を照らす中、隊員たちはただ右往左往 するしかなかった。
どうやら、彼らは消 化用器具のほかに『空気呼吸器』や『セ イバーライト』などの個人装備すら持ち 合わせていないらしい。
──ふざけてい る。
いったい、彼は何をしにここへとや って来たのだろうか。
終わり ここまで読んでくださり本当にありがと うございました。
気が向いたらで良いの で、指摘のほうよろしくお願いしますm(_ _)m