リトルカブの生産終了は今のところ私は知りません。
でも、モンキーの生産終了は衝撃的なニュースでしたね。
まぁ、Fiにしたからって元々20万とかの安く無い金額だったのに、一気に30万とか手が出ない金額設定にしてしまった時から、 「あぁ、さらに売れなくなるな、コレクターズアイテムかな?」 とか思いました。
実用性の低いモンキーで、しかもそれだけ値段が高ければ、若者だって購入欲失いますよ。
只でさえバイク離れが問題になり、若者が最初から軽自動車や普通2輪にのる世の中なのに。
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それに、今の道路交通事情ではモンキーの横を性能の上がった暴走軽自動車や痴呆中年のクルマが接触ギリギリの近さをギャンギャン追い抜いていくんですよ? 視点も車体も低くて小さいモンキーはかなり怖いですよ(汗) ついに来てしまう時がきましたか・・・って感じです。
でも、HONDAとしても良くがんばったと私は評価しますよ。
モンキーもソレですが、中国に魂を売った、一番大事なスーパーカブ。
でも、女性用のシャリー後継として作られたリトルカブ、カブの最後の一台だけは国内に残そうとがんばっているHONDAは、やはり高評価に値します。
私は、バイク全体の「悪」は2000年代中期の排気ガス規制だったと思ってます。
2サイクルは仕方ないにしろ、元々排気のきれいで燃費も良く、環境に与える影響も4輪クルマに比べて酒樽と缶コーヒーほども違うバイクを、 あんなに厳しい規制を入れる必要が果たしてあるのだろうかと、、、思ったのは私だけじゃないはずです。
あの、スーパーカブのエンジンですら(一旦90年代後半に規制対応ずみ)、 対応できずにFi(インジェクション)にせざる得なかったというのは、 もはや「悪意」すら感じます。
リトルカブもスーパーカブも、元々は2006年までのキャブレターモデルは15万円台だったのですよ? それが、2007年のFiモデルになったとたんに20万円を超えたのです。
いきなりいきなり35%も値上がりしたのですよ! 庶民の足、気軽にみんなが安心して移動でき荷物を運べる、そんな思想をぶっ壊す値段設定だとおもいました。
いくら耐久性が高くて人気のカブでも、値段やコストも性能のうちです。
これは売り上げも落ちて、ますますバイク離れ(カブ離れ)に加速をつけるなぁ・・・と、思ったとおりになりました。
軽自動車などへシフトしている以上、足として乗るのなら、耐久性も燃費性能も実用性もグーーーーーンと上がったスクーターで十分すぎるのですから。
普通の人はそんなに高いカブにわざわざ選んでのる必要性はありません。
モンキーにいたっては、50%もの値上げ・・・、そりゃ売れないわ。
ちなみに私は2000年の赤白ツートンの限定モンキー(当時19万9000円)が本当に欲しかったです。
見た目で一目ぼれでしたね。
でも、ソレが30万だったら最初から欲しいなんて思わなかったですよ、今考えても。
モンキーの今年の限定車は約35万円ですか・・・。
で、ファイナルメッキモンキーはまだ値段知らないけど、ソレより安くはならないでしょう。
限定車やラストモデルだから、高くしても買うやつは買うっていう魂胆が見え見えですよ。
せめてラストモデルのメッキモンキーは、 今までモンキーを愛してくれた全てのバイクユーザーにたいしてのp例の様なつもりで、30万とも言わず、 25万円位で大量生産して数年先まで在庫あるくらい売りまくって欲しいです。
そうすればモンキー人口も今更ながら増え、10年位は街中でファイナルメッキモンキーを見ることも多くなるでしょう。
ホンダのとても良い宣伝にもなりますし、もしかするとレジャーバイクの見直しもされるかもしれません。
利益の追求や原価などとの折り合いも大事でしょうが、 そもそもユーザーあってのバイクという事を忘れないで欲しいです。
ユーザーが少なくなっているのなら、多少自腹を切ってでも底上げを図るのは、 企業にとっての広報宣伝費用と変わらないと思います。
宣伝よりはずっと効果あることだと思いますけどね。
リトルカブ、我が家にもキャブモデル、そしてFiモデルともにあります。
キャブモデルの知から有る4馬力(規制後)の加速や振動も楽しいですが、 Fiモデルの恐ろしくスムーズで低振動、そして低馬力やトルクを感じさせにくい、気持ちの良い加速や登坂力は優秀だと思ってます。
リトルカブは、本だの魂であるスーパーカブの、もしかすると最後の純血統のエンジンを搭載したバイクになるかも知れないのです。
たとえコストや、販売台数対利益で折り合いが悪くても、HONDAが存続している限り、熊本など国内工場で造り続けて欲しいです。
カブは日本人が日本人の為に日本人の手で完成させた、HONDAの魂でもあるということを、これからも決して忘れないでいて欲しいです。
話が脱線しましたが、リトルカブ、このまま生産して欲しいです。
御参考までに。