匿名さん
【あのプロレス(もの)漫画の続きが知りたい!】 1987年~88年頃だったと記憶してるんですが、朝日ソノラマが創刊した「月刊コミックファイター」という漫画雑誌がありました。
わずか7号で休刊したらしいのですが、格闘技+プロレス(一部ミリタリーものも含む)の漫画だけを扱うコンセプトで、同誌には シューティングタイガー 著:原田久仁信 ※佐山聡のシューティング(現・修斗)を題材にした作品 餓狼伝 著:谷口ジロー 原作:夢枕獏 ※餓狼伝の記念すべきコミカライズ第1弾 邪鬼王爆烈 著:石川賢 ※北斗の拳っぽいバトル漫画 蹴撃エンジェルRUMI 著:近石雅史 ※JWPの風間ルミを題材にした作品 黄金玉列島 著:林正之 ※格闘技を描いたわけではないが、プロレス技がふんだんに登場するギャグ漫画 見参! 銃士隊 著:きむらひでふみ ※サバイバルゲームを題材にした作品(これだけ格闘技とは何の関係も無い)。
などが掲載されました。
私は創刊号からたしか5号くらいまでは購読を続けていたのですが、(たしか近所の本屋で扱わなくなったから…だったかな)その後は手に入れられませんでした。
さて、今回の質問ですが… ホラー漫画界の大御所、「御茶漬海苔」先生が同誌に掲載したプロレスものの漫画作品があったのです。
作品のタイトルは忘れてしまいましたが、こんな話でした。
若手の有望株レスラーであった主人公が(海外遠征か何かで)乗っていた旅客機がアフリカ(?)で墜落。
機体は残骸と化し大惨事となったが、奇跡的にも主人公と一人の少女が助かった。
少女は実はプロレスファンで、主人公を応援していた設定。
主人公は若手の登竜門であるトーナメントで惜しくも準優勝に終わったが、その試合も応援に駆けつけるほど。
救援を待つ2人だったが、2人の前に現れたのは救援隊ではなく、現地の原住民であった。
原住民は2人を拘束、少女を縛り上げ、主人公には「助けたくば村の一番の闘士と戦い勇気を証明せよ」と要求する。
なぜ戦わねばならないのか理由もわからないまま、主人公は少女を助けたい一心で勝負を受ける。
ロープもコーナーも無い、レフェリーもいない、ただむき出しの地面があるだけの「場」での真剣勝負。
村の闘士はするどいパンチや蹴りを容赦なく叩き込んでいき主人公を圧倒するが、負けられない主人公はジャーマンスープレックスで逆転すると、死に物狂いでスリーパーホールドで絞め落とし、勝利する。
原住民は当初の約束どおり少女を解放するが、今度はなんと「私たちの村を助けてほしい」と主人公に懇願する。
その村はある部族(?)に苦しめられており、その部族の長が、村の闘士ではまったく歯が立たないほどの強者らしい。
それで奴を倒す勇者が現れるのを待っていたという。
…ここで第1話が終わります。
続きがあるような終わり方でしたので「読みきり作品」ではないと思うのですが…私はその後の購読が途絶えてしまったのでその続きを知りません。
御茶漬海苔先生の短編集・単行本の全てをチェックできてないので断定はできませんが、先生はホラーものばかりを発表している漫画家さんですので、ホラー短編集に格闘技モノ・プロレスモノの作品を掲載すると思えず、おそらく単行本未収録ではと思うのです。
私はこの漫画の続きを知りたいと以前から思っていました。
1987~88年当時プロレスや格闘技のファンで、コミックファイターというマイナー漫画雑誌を読み、しかも現在知恵袋を利用している方が果たしてどれほどいるのか…非情に厳しい話ではありますが、もし、この漫画についてご存知の方がおりましたら何卒、教えてくださいませんでしょうか? お願いいたします