このデザインはロースタイル(rostyle またはRO-style)という愛称で有名です 最初はデトロイトのホイールメーカーが1960年代半ばにデザインし、アメリカ車のスポーティモデル用オプションとして5本スポークのものを自動車メーカーに納入していたものがはじまりです(アメリカ車は5穴が多いので5本スポークでした) アメリカでは、Magnum500という名称が一般的でした その製造ライセンス権をイギリスのRubery Owen社が得て、イギリス車に採用されるようになってから、この4本スポークデザインが人気となり、製造メーカーの頭文字を取ってrostyleと呼ばれるようになりました で、本題ですがこいつの特定は難しいです 人気があり、メーカー採用品として多くのサイズが30年以上使われましたし、起源のアメリカに加え、少なくともイギリス、ドイツ、アルゼンチンでライセンス生産されました また、コピー品や復刻品、同じデザインのアルミホイールなど類似品がいっぱいあったので、やっかいです 少なくとも、リム幅からは60~70年代の純正品ではないといえます 当時の13インチですと、MGミジェットは4.5J、フォード カプリは5J、ホットモデルのコルチナ1600GTでも5.5Jという幅です 何かの車の純正品ではない、特定ホイールメーカーのブランド品でもないと思いますので、復刻やリプロのたぐいじゃないかなと想像します