田口のイチロー走塁解説について 結論からすれば 全くの正論だと思います。ただしホーム突入に際して 一瞬左肩を入れるというフェイントについて触れなかったのは解説ミスであるとも考えています。 あのフェイント 左肩が入ってなければふつうに最初でタッチアウトでした。 個人的にはずっと戦術や戦略について セイバーメトリクスおよびスモールベースボール、シンキングベースボール(ID野球と言ってもいいです)の両面から研究を包括的に行ってきましたが、 例えば 今回の一点差 終盤7回の1アウト3塁ですね こういう状況ではギャンブル濃度を上げてゆくのが戦術のセオリーです。ゴロgoでOKというのが田口の言うように、全くの正論になります。イチローが突っ込むことは全く問題はないのです。 次にホームへ突っ込んだわけですが 完全アウトのタイミングという状況になった。ここで次なるフェーズに入ったわけで戦略的に柔軟に対応し 挟殺へ持ち込むのも全く正しい判断です。突っ込むか 自重するかの二択しかないなどという硬直したセオリーなど私は一度も聞いたことがありません。 常に環境に応じて柔軟に対応するべきです。 以前あまりに劣悪な田口のジラルディコラムをセイバーの見地より批判したこともありました。(田口はほぼセイバーについては門外漢です)イチローの2死2塁でのセーフティバントについては、もはや奇襲でもなんでもなく論外だとも言ったこともあります。しかし田口は ラルーサの申し子であり スモールなこうした走塁への知識 見識は抜群でもあります。 詳しくは イチローの生還劇 という私の質問に対する回答を参照ください。イチローや田口よりも 優れた素人がいる可能性も否定はできませんが 私が研究してきた限り一部のイチローへの批判的な回答には全く納得できません。 質問 田口の今夜のプロの解説は正しいでしょうか 間違っているでしょうか? 田口だから イチローだから絶対だなどと言うつもりもさらさらありません。是是非非です。