キャリアを使うなら、この場合合法なのはルーフキャリアだけになります。
●昨年のトレーラーや連結器関連の法改正によりヒッチキャリアは例外無く違法パーツとなっています。
既にうちのお客さんでも検挙例もあり、うちでも小型トレーラーの受注生産を受けて対応に乗り出しています。
●今年4月のナンバーの表示規定の法改正で、リアゲートマウントのサイクルキャリアも実質違法になっています。
ナンバーを隠していけません。
また、昭和35年から指定部品のキャリアであっても、積荷が車体全長の1割以上後方にはみ出す積み方、車幅を超える積み方は違法となる為、リアゲートマウントのキャリアの多くは昔から違法でした。
子供用1台ならギリギリ範囲内に入る場合もあるでしょうが、大人用を積んだ時点で大抵の車は違法です。
4月よりナンバー表示規定も合わせて重加算、取締強化が進んでいますので、今後は検挙される事になると思います。
最低でもナンバーとナンバー灯の移設を考えないのであれば確実に違法な運用となります。
いずれも検挙されれば罰則以外にも当然反則金が発生します。
どちらも複数の法令に違反する物ですから、同時に2個以上の違反となる重加算となり下手なスピード違反よりも加点点数、反則金は高くなります。
特に昨年6月よりヒッチキャリアの使用や、リアゲートキャリアで幅出しをして事故を起こした場合、業務上過失が適応されずに過失運転とされるケースが多く、今までなら業務上過失致死で済んでいた物が「危険運転致死傷罪」となったケースも1件聞いています。
軽い考えで運用されるつもりでしょうが、ケースによっては禁固刑以上の実刑となる場合もあります。
●ルーフマウントのサイクルキャリアは現状合法です。
ただし、通行する道路の高さ制限の範囲内、指定の無い道路では全高3.8m未満に収めて走行しなければ規制緩和処置を受けなければ通行が出来ません。
エクスストレイルの様な小さい車に自転車を積んで3.8mになる事はまずありませんが… 高架の高さは勿論、高さ制限のある道路が無いか、毎回事前に調べてから通行する事になります。
世の中そんなに甘くはありません。
あなた様の様な考え方で、違法行為をする方が昔から多く、結果として厳罰化が進み、本来危険でも何でも無い様な事にまで関連性が出てきて違法化されて行っています。
規制緩和の進む昨今の自動車事情とは異なり、キャリアやトレーラー関連の法令は規制の強化が進んでおり、既に取付されて登録し公道を走っている車にも包囲の手が迫っています。
室内に積み込むか、ルーフマウント以外の方法であれば、考え方を変えた方が良いと思います。
いくらお金が掛かっても良いから、確実に合法で楽に積み込み出来る方法としては、トレーラーの牽引と言う方法もあります。
ただ、エクストレイルは見た目だけのクロカン車で、変速機は華奢です。
特にCVT車両のメーカー公証牽引能力は零で実用面で長期間トレーラーは牽引出来ません。
どうしてもCVT車で牽引し、市販品のトレーラーでは重すぎるから、慣性ブレーキ付きで、自転車を積んでも重さ100kg以内のトレーラーを作れと言われると、出来なくはありませんが… 零から図面引き、強度計算し、鋼材を切り出すので、やはり車体制作だけで40万くらいはどうにも掛かります。
お金の掛かる趣味ですから、運搬する車にまでお金を掛けれないと言うのはよく分かりますが… それならカーゴフックを取付してもらって、毎回車内の荷物を全部おろし、毎回保護シートは全面張って養生し、ラッシングで自転車をカーゴフックに縛って走るしかありません。
カーゴフックでは不安だから、室内用の自転車ラックを作って欲しいと言われるなら、現車を持ち込んで頂けるならワンオフでお作りますが… それでも数万円は掛かりますよ。
法令に沿って現実的に利便性を含めて考えるなら、ルーフマウントしかありません。