http://www.jama.or.jp/lib/invest_analysis/pdf/2015PassengerCars.pdf ↑原典に当たるれば分かることなんですが、若年層で車を購入する意向のない人の筆頭格は、”首都圏に単身で住む未婚女性”であるという、至極もっともな結果が出ているものの、自工会が若年層に絞った項目をレポートに加えたのは今回が初めてで、過去との比較ができない以上、昨今取り沙汰されるような「若者の車離れ」をつまびらかにしたデータであるとまでは言えないでしょう。
ちなみに、ソニー損保が毎年行っている「新成人のカーライフ意識調査」の最新版(http://from.sonysonpo.co.jp/topics/pr/2016/01/20160105_01.html)では、 ================================== 全回答者1,000名に対し、車(バイクを除く)の所有状況を聞いたところ、「自分の車を持っている」が12.5%、「自分の車を購入する予定がある」が8.5%、「購入する予定はないが、いずれは欲しい」が50.4%、「購入するつもりはない」が28.6%となりました。
================================== と、購入意向のない人は少数派。
しかも、 ================================== 一方で、都市部のマイカー所有率は昨年比で3.4ポイントの上昇(2015年4.7%→2016年8.1%)がみられました。
================================== なんと都市部で所有率が上昇するという驚きの結果。
てなわけで、私は自工会の調査よりこちらのほうがよほど気になります。
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