匿名さん
雪山登山にピッケルやバイル等のアイスアックスを携行する場合、公共交通機関で行くにせよ自分や仲間が所有するマイカーで行くにせよ、他の乗客の身体・荷物や車両の内装を傷つけないために、 ピックやシュピッツェの先端部をカバーする事はルール以前の常識と考えています。
ピック(ヘッド)の部分は目的に叶った用具が市販されており、適切にカバーする事は難しくありません。
円錐型・角錐型のシュピッツェを持つ一般的なピッケルなら、市販のシュピッツェプロテクター(この呼び方は適切なのかな?)でなんとかなるでしょう。
でも登攀用のピッケル・バイルの場合、ピオレトラクション時にシュピッツェも氷雪面に押し付けて支持力を高めるため、または拳を痛めるリスクを低減するためか、特殊な形状になっており市販のシュピッツェプロテクターでは上手くカバーできない事も多いです。
僕の場合、毎山行の度にダンボール・ガムテープを使ってグルグル巻きにしてガードしてますが、ガムテープって寒い場所で剥がすと糊が残るし、如何せんカッコ悪い。
マイカー派の知人は、長さ60センチ強×内径10センチくらいの硬質プラスチック(エスロン?)のパイプに、ピッケル・バイルをひとまとめにして突っ込むスタイルだけど、入山口と下山口が異なる計画の場合は巨大なパイプを持ち運ぶ事になっちゃう(そんな馬鹿な)。
ネットで調べてみると、アックス全体を収納するキャリングケース(袋)もあるみたいですが、なんとなくピント外れ感を感じてしまいます(個人の感想です)。
って事でクライマーの皆さん、入山前・下山後に登攀用アックスのシュピッツェ部ってどうやってガードしています。