BMWの新型「8シリーズ」は6月15日に公式デビュー。ティーザー画像も併せて公開へ

来月の6月15日に開催されるル・マン24時間耐久レースにて公式デビューすることが確定している、BMWの新型フラッグシップモデル「8シリーズ・クーペ」とGTEレーシングモデルのティーザー画像が公開されています。 BMWは、1999年のオリジナルモデルの復活以来、どの業界も待ち焦がれた最上級Swoopクーペとしての登場が期待されていますが、今回のル・マン耐久レースにて登場するモデルは生産準備中の車両を公開(厳密には完成したモデルではない)する計画となっています。 また、今回新たに公開されているティーザー画像では、トラック専用モデルとなる「M8 GTE(手前側)」と奥に薄暗く潜むモデルが新型「8シリーズ」と思われ、まるでスーパーカーのような際どくも滑らかな流線形を描くスタイリングとして登場する可能性が高そうです。 具体的なモデルとしては「M850i xDrive」の可能性が高く、パワートレインとしては、完全に再開発されたV型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力530ps、最大トルク750Nmを発揮し、スピーディなシフトチェンジが施される8速ATを備えた四輪操舵(4WS)が搭載される予定となっています。 「M850i xDrive」の足回りについては、高性能タイヤに包まれた20インチアルミホイールを装着し、アクティブMサスペンション(アクティブ・ロール・スタビライゼーション機能付き)、リヤアクスルデフロックが搭載されます。 正式な販売については、早くとも今年の後半になると思われますが、これについては10月のフランス・パリモーターショー2018にて明らかになると思われます。 なお、このタイミングに合わせて「8シリーズ・コンバーチブル」や「M8」等のイメージ画像(もしくはプロダクションモデル？)も公開する予定となっています。 【「8シリーズ」関連記事5選】 ・BMW「8シリーズ」の開発車両をまたまたスパイ。デザインも徐々に明確に？(2018/5/10投稿) ・BMW「8シリーズ」のインテリアがリーク。カモフラージュ一切無しの最高級ラグジュアリー(2018/5/6投稿) ・BMWの最新オペレーティングシステム7.0が明らかに。最新モデル「8シリーズ／Z4」に搭載へ(2018/4/20投稿)