失われた25台が生産へ。ジャガー幻の「Dタイプ」がル・マン仕様で62年ぶりに復活【動画有】

2018-02-10 19:18

失われた25台が生産へ。ジャガー幻の「Dタイプ」がル・マン仕様で62年ぶりに復活【動画有】

1956年を最後に製造された、ジャガーのレーシングモデル「Dタイプ」が、今回62年ぶりに25台だけ製造されることがわかりました。 なぜ25台だけ製造されるかというと、最後にロールアウトした62年前に、元々100台生産されるはずだった「Dタイプ」が、シャシー・ナンバーの調べから75台しか製造されていないことが発覚。そのため、今回25台の製造に取り掛かることとなりました。 今回、製造される残りの25台は、当時のコヴェントリーの工場にて、全く同じ設計図を基に生産されることとなっています。 ル・マン24時間耐久レースにて1955年から1957年に3度の優勝を果たした「Dタイプ」は、6気筒のXKエンジンを搭載。 2018年から顧客向けに製造される個体も、ル・マン仕様となっており、更には1955年モデルのショートノーズタイプと1956年式のロングノーズの何れかから選択することも可能となっています。 ジャガー・ランドローバークラシックディレクターのTim Hanning氏は「ジャガー・Dタイプは、世界で最も激しいモーターレースで卓越した記録を残し、最も象徴的で美しい競技車両の一つでもあります。当時と同じコヴェントリーの地で生産することで、失われた残りの25台の生産を完了することは、私がその計画を達成するためのチャンスとなります。この個体は、ジャガー・ランドローバー・クラシックの世界クラスの専門家たちしか実現できない夢の車です」とコメント。 なお、最初の1台目の個体は技術検証用のプロトタイプモデルとして扱われるとのことで、パリにて開催予定のサロン・レトロモビルにて世界公開されます。 価格については、いまのところ全く未定ではありますが、現在の「Dタイプ」の中古車市場価値は優に1億円を超えるため、恐らく今回のモデルも億超えとなることは間違いなさそうですね。 Reference:Zero2Turbo オークション価格は数十億にも上る「Dタイプ」 関連記事:予想落札は26億円。元F1ドライバ所有の幻のジャガー「Dタイプ」がオークションに登場(2018/1/6投稿) イギリスより、僅か24台しか製造されていない幻のレーシングカー・ジャガー「Dタイプ」がオークションに登場。

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