スペインの謎のメーカから、最強のハイブリッドハイパーカーが登場。その名も「ボレアス」

スペインの自動車新興メーカである、DSDデザイン＆モータースポーツが最強のハイブリッドハイパーカーを販売することが判明。 その名も「ボレアス」という個体で、先月のル・マン24時間レース付近にて展示されていたモデルであるとのこと。 「ボレアス」とは、ギリシャ神話に登場する北風の神を指し、非常に強力な神でありながらも粗暴な性格なのだとか。 フェラーリやランボルギーニとは異なり、全く聞き慣れない未知のメーカではありますが、デザインの観点から非常に欧州からも注目が集められており、まるでWモーターズの「ライカン・ハイパースポーツ」のようなトランスフォームしそうなデザインではありますね。 急斜面のフロントエンドからフードにかけての形状や、マクラーレンからインスパイアしたようなカーボンファイバ製のダクト、そして、ルーフと一体化したようなフロントガスは正しくスーパーカーデザインですね。 リヤデザインもかなり独特で、カーボンファイバ製のリヤウィングに、2つの丸型テールランプ、ブガッティ「シロン」のようなセンターLEDストリップ等、あらゆるデザインのインスピレーションを得た形での最適なスタイリングを生み出しているようにも感じられます。 さて、注目のパワートレインは、排気量やエンジンは不明ではあるものの、合計最高出力は驚異の1,000ps以上で、0-100km/hの加速時間は3秒未満、最高時速は379km/hにまで到達するとのことで、恐らくランボルギーニ「アヴェンタドールSV」に近い加速性能を有していると思われますね。 なお、この個体は今年の12月から生産がスタートするとのことですが、価格は未だ一般向けに公表されていないとのこと。 Reference：CARSCOOPS