スーパーGT 第5戦鈴鹿（鈴鹿サーキット）決勝ハイライト動画

2023年8月に行われたスーパーGT 第5戦鈴鹿（鈴鹿サーキット）の決勝レースについて
#レースの特徴：
- 77周で競われる450kmの長距離レースである。
- 2回の給油ピットインが義務づけられ、タイヤ交換も必須となる。
- ドライバーズランキング2位の宮田莉朋（au TOM'S GR Supra）が15番手グリッドからスタートし、タイトル争いに影響するか注目される。

#スタートからゴールまでのレース展開：
- スタートではポールポジションからスタートした16号車ARTA MUGEN NSX-GT（福住仁嶺／大津弘樹）がトップを走行し、23号車MOTUL AUTECH Z（松田次生／ロニー・クインタレッリ）や39号車DENSO KOBELCO SARD GR Supra（関口雄飛／中山雄一）との差を広げていく。
- 5番手グリッドからスタートした38号車ZENT CERUMO GR Supra（立川祐路／石浦宏明）は4位に上がり、首位との差を詰めていく。
- 一方、後方から追い上げることとなった他のGR Supra勢は、11番手グリッドからスタートした14号車ENEOS X PRIME GR Supra（大嶋和也／山下健太）が10位まで順位を上げるなど、着実な追い上げを開始する。
- 10周目にはGT300クラスの車両がタイヤ脱落のアクシデントでストップ。レースはフルコースイエロー（全車80km/hに制限）が出されると、運良くこのタイミングでピットに入れた車両がある中、GR Supra勢は全車そのまま走行を継続する。
- FCY解除後、5位を走行していた立川が駆る38号車は15周目の1コーナーでアウト側から見事なパッシングを見せ4位へと浮上する。
- 追い上げを見せていた14号車は17周終了でピットへ向かい、大嶋へとドライバーチェンジ。さらに他の車両もピットへ向かい、2位へと順位を上げた38号車立川は、ハイペースで周回を重ね、首位との差をじりじりと詰めていく。
- 27周を終えたところで、38号車を含むその時点での上位3台が一斉にピットイン。38号車は立川から石浦へとドライバー交代し、3位に落ちる。
- その後は16号車福住が独走状態となり、2位以下は23号車松田や39号車中山などが入れ替わりながら争う。
- 36周目には15番手グリッドからスタートした36号車au TOM'S GR Supra（坪井翔／宮田莉朋）が10位まで順位を上げる。
- 40周目には14号車山下が5位に浮上する。
- 45周目には36号車宮田が9位に浮上する。
- 50周目には38号車石浦が23号車松田をオーバーテイクし、2位に浮上する。14号車山下も23号車松田をオーバーテイクし、3位に浮上する。
- 55周目には36号車宮田が8位に浮上する。
- 60周目には38号車石浦が16号車福住との差を詰めていく。14号車山下も16号車福住との差を詰めていく。
- 65周目には38号車石浦が16号車福住との差を1秒以内にまで縮める。14号車山下も16号車福住との差を2秒以内にまで縮める。
- 70周目には38号車石浦が16号車福住の背後に迫る。14号車山下も38号車石浦の背後に迫る。
- 最終周となる77周目には16号車福住、38号車石浦、14号車山下の3台がトップ争いを展開する。最終コーナーで38号車石浦が16号車福住のイン側からオーバーテイクを試みる。しかし、16号車福住はアウト側から抜き返し、僅差でトップをキープする。

#レース後のレース結果（順位｜選手名｜メーカー）：

| **順位** | **選手名** | **メーカー** |
|------|------------|----------|
| 1 | 福住仁嶺／大津弘樹 | ホンダ |
| 2 | 立川祐路／石浦宏明 | トヨタ |
| 3 | 大嶋和也／山下健太 | トヨタ |
| 4 | 松田次生／ロニー・クインタレッリ | 日産 |
| 5 | 関口雄飛／中山雄一 | トヨタ |

2023-08-31 06:39:34