スーパーGT 第4戦富士（富士スピードウェイ）決勝レースハイライト動画 GT500

スーパーGT 第4戦富士 GT500クラスの決勝レースのハイライトと結果をお伝えします。

このレースは、雨の影響で大きく展開が変わる波乱のレースとなりました。スタート前から強雨が降ったり止んだりを繰り返し、スタートタイヤの選択に悩まされるドライバーたち。スタート時は雨が弱まったものの、全車レインタイヤでSC先導でスタートしました。

オールグリーンとなってからは、4番手スタートの3号車Niterra MOTUL Z（千代勝正／高星明誠）が好ペースで追い上げ、4周目にトップに立ちました。ブリヂストン装着勢は#16ARTA MUGEN NSX-GT（福住仁嶺／大津弘樹）が3番手でポジションをキープしました。

雨は止み、路面はドライアップしていく中で、スリックタイヤへの交換タイミングがポイントとなりました。16号車は13周目にピットインしタイヤをスリックタイヤへ交換し、早めの作戦でトップに浮上しました。3号車は遅らせて16周目にタイヤを交換しましたが、16号車に先行されてしまいました。

さらにブリヂストン装着勢は3号車よりも早くタイヤ交換をした#14ENEOS X PRIME GR Supra（関口雄飛／平川亮）、#39DENSO KOBELCO SARD GR Supra（平手晃平／小林可夢偉）がスリックタイヤ交換後のペースが速く2番手、3番手に浮上し、TOP３を独占しました。

しかし、23周目には14号車がトップに浮上し、42周目には39号車が2番手に上がりました。47周目に14号車がルーティンのピットインに入り、ここから各車ピット作業を行っていきました。

このピット作業が終わると、好ペースで追い上げていた#37Deloitte TOM'S GR Supra（関口雄飛／平川亮）が3番手に浮上しました。レースは67周目にGT300クラスの車両に火災が発生し、赤旗中断となりました。

さらにこの中断中に再び強雨が降り、レース再開時間がディレイとなりました。この中断中、タイヤ交換が許可されレインタイヤで16：30にSC先導で再スタートとなりました。再スタート時に雨はほぼ止んでいる状況でした。

リスタート直後から3号車に好ペースで追い上げられトップを奪われてしまいました。3号車、16号車、#100STANLEY NSX-GT（山本尚貴／牧野任祐）の順でレースは進んでいきました。

終盤では14号車がピットインしてスリックタイヤへ変更し、路面が乾いてくると思われるタイミングでの巻き返しに掛けましたが、惜しくも路面のドライアップが遅かったのか終盤での巻き返しは叶わず、この順位のままフィニッシュとなりました。

最終的には、3号車が優勝を飾り、2位は16号車、3位は100号車となりました。ブリヂストン装着勢は2位、3位、4位、5位と上位を独占しました。GT300クラスは11号車GAINER TANAX GT-R（富田竜一郎／石川京侍／塩津佑介）が優勝しました。

以上がスーパーGT 第4戦富士 GT500クラスの決勝レースのハイライトと結果でした。雨による展開の変化やタイヤ戦略の違いなど、見どころ満載のレースでしたね。次回の第5戦は9月10日にスポーツランドSUGOで行われます。お楽しみに！😊

2023-08-06 22:12:28