匿名さん
スケートの羽生選手のフリー参加時について、スケ連の伊東部長が「頭を打っていなかったし、医師のゴーサインもあった」と弁明しています。
それを受けて、(伊東部長が言うように)米国の医療スタッフが「ゴーサイン」を出したのなら問題ない、という意見を見かけたのですが、どう思われますか? 自分は以下の2点を疑問に思っています。
1)裂傷が見られた顎の強打も、すなわち頭部への衝撃ではないのでしょうか。
また、(オーサーコーチのインタビューによると)羽生選手は一旦気絶し、当初は意識の混乱が見られたそうです。
伊東部長の言うように「頭は打っていない」のであれば、問題ないと言えるのでしょうか? 2)また日本は医療スタッフがおらず、その場で米国チームの医師が対応したそうです。
そしてその米国チームが「ゴーサイン」を出したと伊東部長は仰っています。
頭部への衝撃があった場合、その深刻の度合いの判定が難しいために、一律に選手を退場させて休養をとらせるという処置が一般的ではないかと思います。
一見平静に見えても、時間が経って脳内の出血が進み、命に関わることがあります。
たとえ顎を打った打撃は、脳に影響のないものだったとしても、あれだけのスピードで両選手が衝突していれば、脳震盪以外にも脊損含め様々なリスクがありえたのではないでしょうか? 現場では、症状を見る簡易的な診断しかできず、詳細なメディカルチェックは不可能な状況。
平常時との認知レベルの違いをチェックすることも、日本語での意識レベルのチェックもできない米国の医療スタッフが、「ゴーサイン」を出すようなことってありえるのでしょうか? 率直にご意見をお聞かせください。
私個人は、(オーサーがあったと言っている)意識の混乱の程度を専門医が日本語でチェックすることもできず、帯同医不在で通常時の認知テストとの比較等の対応も当然できない状況下で、米国の医療スタッフが、その場でできる簡易的な診断から"脳震盪の有無"を判定し、「ゴーサイン」を出したとしたら、無責任ではないかと思うのですが、いかが思われますか? 現場で対応に当たった医療スタッフには、参加の許可を出す/禁止する権限などないはずで、ゴーサインなんてありえるのかな、と不思議に思っています。