匿名さん
プリウス補機バッテリをシステム起動中に外したらどうなるか 最近寒くなってきて、周囲の車の何台かがバッテリー性能低下で始動できない事案が発生し始めました。
私のプリウスのバッテリはまだ新しいため、今のところ怪しげな兆候はありませんが、それでも数年以内には補機バッテリの交換が必要になるでしょう。
そこで問題になってくるのが、バックアップ電源をどうするかです。
通常車のバッテリ交換にはバックアップ電源を使用し、各種メモリの保護や、ECUの突入電源による破損などを防止しています。
特に最近の車ではバックアップ電源なしでバッテリを外してしまうとバックモニタ・パワーウィンドウその他諸々がリセットされてしまい、ディーラーor結構詳しい人でないと対処できない状態になってしまう危険性があります。
私の場合、いろいろと専用機材を用意するのは勿体ないような気がしたので、前回まではいつか作った自作の直流安定化電源を引っ張り出してきて、それでDC12Vを供給しながらバッテリ交換をしていました。
ただ最近ふと気付いたのですが、プリウスに限らず、車は一度エンジン始動(or HVシステム起動)してしまえば、オルタネーターなり駆動用バッテリなりから電源が供給されるため、バッテリがなくても各種電装品を動作させたり、あるいはアイドリングを続けられたと思います(エンジン車ではアクセルを吹かしていないと電流不足でストールするかも知れませんが)。
一旦エンジンさえかけてしまえば、以降はバッテリを外してしまっても発電系統からの電源で車は動作させ続けられたと思うのです。
とすれば、理論的にはシステムを起動させておいて、その状態でバッテリを外し、新しいバッテリに交換すれば、バックアップ電源など使わずともメモリを維持したままバッテリ交換ができてしまうような気がしてきました。
そこで少しネットで調べてみたのですが、そんな交換の仕方をしている変人は全くいないようです。
やはりシステム起動中にバッテリを外し、そしてバッテリ交換というのは不可能なことなのでしょうか。
(エンジンがかかってさえいれば大丈夫というのは死にかけでもいいからバッファとしてバッテリが必要不可欠なのかも知れません。
しかし完全に死んだバッテリでもブースターで始動後は動いていたような気がするのです...)