fugasan02さんへ >ダウンサイジングターボは失敗? >新型ホンダステップワゴンは販売不振 >HVを前倒しで投入とのこと。
そうなんですか。
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>ダウンサイジングターボは失敗? 一時的にはそういう事も起こるかもしれませんが、長期的に見たら、全てのエンジンが過給によって「ダウンサイジング」されて行くでしょう。
何故なら、それが内燃機関の正しい進化だから、です。
ダウンサイジングは、 ・過給する事で、 ・出力やトルクを向上させ、 ・その向上した分だけ排気量を減らし、エンジン規模を小さくする事で、 ・ピストンとシリンダーの擦動面積を縮減させる。
と、 ・各種摩擦損の中に占める割合の大きい擦動面積をガクンと減らせるので、 ・熱効率、引いては燃費が向上する という手法です。
だから、何れは全てのエンジンがダウンサイジングされて熱効率が良く成って行く。
本筋、と呼べる進化の形態です。
一方「ハイブリッド」とは、制動で発電して次の加速の補助に回す事で、燃費を向上させようとする物。
エネルギーの可逆性の点から、電動が選ばれているのが現状です。
と言う事は、どんなエンジンとでも組み合わせられる。
事実、単体では自動車の路上走行用には不適とされたガスタービンと組み合わせたバスさえ存在します。
よって実は「傍流」の技術なのです。
今はダウンサイジングが緒についたばかりで、どれもこれも中途半端な出来具合。
よって「止めちゃうのか?」と思われたりする訳ですが、実はこんな話(特許)も在るのです。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13100548288 アイドル回転から大気圧の2倍と言う高過給圧を掛け、排気量を半分にする。
「倍で半分」 これ位の事をやれば「進化した」と解って貰えるのでしょうけど、今は兎に角、成長が不足しているのでした。
d(^^;) >日産ノート >エコスーパーチャージャーをやめて、 >シリーズHVを販売予定とのこと。
そうなんですか。
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3気筒のエンジン自体は温存されて、再度登場する事と思います。
けど、ルーツブロワーは唯の送風機だからなぁ。
(^^;) 古臭い 内部圧縮を持たないだけに、出口が開いた瞬間に、過給気が内部へ激しく逆流しちゃう。
ので、吸気が昇温しちゃうし駆動損も大きい、音も煩い。
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内部圧縮を持つ過給器ならば、出口が開いたらそっと送り出せる。
ので、これからは内部圧縮を持つ事で高効率なタイプしか生き残れないでしょう。
(でも未だ高い。
からTurboで何とかしようと頑張ってる) 又、意欲的だった事は認められても、スロットルバルブと言う旧悪を廃止出来なかった事も残念ですね。
日産は http://www.nissan-global.com/JP/TECHNOLOGY/OVERVIEW/vvel.html という技術を持っているのだから、これで出力と過給圧を一緒に制御させれば、圧縮(膨張)比も理想の14へと高められたのに、と愚考します。
>費用対効果ではHVの方が上ですか? どうですかねぇ。
機械系の実績や信頼性と同じだけの物を作り出そうとすると、開発工数がバカに成りません。
(その手の仕事が私の飯の種なモンで f(^^;) だから、エンジンもダウンサイジングされるし、それにハイブリッドが組み合わされるだろう。
更には、そこへ各家庭で充電しちゃう事も広まるだろう・・・と思うのでした。
どれか・・・では無く、イイとこ取りで組み合わせちゃう世の中、とでも言いましょうか。
(苦笑)