マルチネスもその時々のコンディションや対戦相手によって、仕上げのウェイトは一律ではありません。
コット戦、チャベス・Jr.戦のように、当日の体重が公表されず不明というケースもあり、原氏が「当日80キロ前後」と断定している根拠も不明ですが、すべての試合で漏れなく当日のウェイトが判明していない以上、原氏の記事を間違っていると決めつけるわけにもいかない。
当日の計量と体重の公表は、あくまでHBOやShowtimeが自主的な判断で行っているもので、たとえばネバダ州やニューヨーク州など、開催地を所管する州コミッションによって義務付けられているわけではないため、どちらかの陣営が当日体重の計測と公表を「嫌だ」と突っぱねたりしても、ルール上は何ら問題なし。
チャベス・Jr.戦に関して言えば、当日180ポンド超えでリングインするともっぱらのメキシコ陣営に配慮したものと考えた方が辻褄が合う。
当日の2人の体重差が余りにも開き過ぎている場合、ハンディキャップマッチの批判が噴出する恐れもあり、無用な騒動を避けたいHBOの意向が働いた可能性も否定できませんが・・・・ 当日のウェイトが公表されている試合で、マルチネスが最も重かったのは、2011年3月のセルゲイ・ジンジラク戦。
前日158.8ポンドで秤に乗ったマラビーリャは、およそ11ポンドをリバウンドして、170ポンドまで増やしていた。
約77キロですから、「80キロ前後」と言えなくもない・・・・? ◎マラビーリャのウェイト ①ダレン・バーカー戦 2011/10/1 前日158lb→当日165lb バーカー:前日159.5lb→当日168lb ②セルゲイ・ジンジラク戦 2011/3/12 前日158.8lb→当日170lb ジンジラク:前日158.8lb→当日167lb ③ポール・ウィリアムス第2戦 前日157.5lb→当日168lb ウィリアムス:前日156lb→当日168lb ④ケリー・パブリック戦 2010/4/7 前日159.5lb→当日167lb パブリック:前日159.5lb→当日178lb ⑤ポール・ウィリアムス第1戦 2009/12/5 前日159lb→当日166lb ウィリアムス:前日157lb→当日166lb ⑥カーミット・シントロン戦 2009/2/14 前日154lb→当日164lb シントロン:前日153.5lb→当日164lb ⑦アレックス・ブネマ戦 2008/10/4 前日154lb→当日165lb ブネマ:前日152.5lb→当日165lb