まず、スバルでは5ナンバーのモデルと軽自動車は製造していません。
レガシーなどは完全にアメリカ向けなので、サイズがアメリカンで大きくなっています。
小型のモデルは全て他社からのOEMです。
そして、アイサイトはエンジンやブレーキを統合制御することから、他社のモデルには装着できません。
今「ぶつからない車」は、全てのメーカーから出ています。
これは、EUでは緊急ブレーキが義務化されるため、持っていないと商売にならないからです。
日本では昨年の高速バスの死傷事故を受けて、バスやトラックには義務づけられますが、乗用車にはまだ義務づけにはなりませんので、希望する人だけのオプション装着となっています。
とはいえ、軽自動車の6万円から、レクサスの45万円と価格に幅があるわけで、当然ながら価格に応じて機能にも差があります。
一番性能が良くてコストパフォーマンスがいいのが、スバルのアイサイトの10万円を始めとして、ボルボ(15万円)とベンツ(20万円)となります。
「ぶつからない車」は、あくまでも人間のミスを補佐するための物で、完全にミスを防げる物ではありません。
仮にぶつかったとしても被害は小さくなります、廃車になるところがバンパー交換で済むとかね。
この注意書きは、CMの中にもものすごく小さく書かれていますので、ビデオを止めて見てみましょう。
例えばボルボのシステムでは、人間と人形を区別します。
人間なら止まるけども人形の場合には跳ねると判断します。
これは、急停止して後続車に追突されるのを防ぐためです。
同じような判断をスバルのアイサイトもしており、人間では止まるけれども動物なら跳ねるようにプログラムされています。
またベンツのシステムでは、居眠りなどの場合には作動しません。
これは最終判断をドライバーに委ねているわけで、ドライバーが危険と判断してブレーキ操作に入った場合のみ緊急停止まで機械が自動でブレーキを踏み込みます。
当然、ぶつかる危険がある場合には警告音でドライバーには知らせ、最短の時間でブレーキがかかるようにブレーキパッドの間隔を機械が狭めて準備しています。
というように、あくまでも人間の操作をサポートする物であり、過剰な介入はしないのが本来の"機械"としての姿です。
各メーカーのウェブサイトに、この緊急自動ブレーキに関しては「安全装備」の欄に詳しく掲載されていますので、興味があるのなら見て回るのをお薦めします。