元巨人の七森由康投手を知ってますか? 1964年 七森は本格派の投手ではない。どっちかといえば変型投手。いわゆるミラク

元巨人の七森由康投手を知ってますか? 1964年  七森は本格派の投手ではない。どっちかといえば変型投手。いわゆるミラク

元巨人の七森由康投手を知ってますか? 1964年 七森は本格派の投手ではない。どっちかといえば変型投手。いわゆるミラクル投手だ。バック・スイングのトップでリストが他の投手より早くかえってしまう。そのために七森と初めて顔を合わせる打者はタイミングが合わない。打者が七森のモーションに慣れるまでにはかなり時間がかかる。これだけでも投手にとって相当有利なのだが、七森の場合はまだこれにおまけがつくのである。一風変わったモーションからくり出す球はカーブもスイフトもなかなかストライク・ゾーンにはいってこない。六回途中まで投げて百二球。ボールがくるかと思うとストライク。そのストライクもゆるくまがり落ちるカーブが続くと思えば、突如打者の手元で小さく変化する球がくるといったぐあいで、打者は予想がつかず、カウントで打ち気に出ることができない。七森は六回二死後、四球二つを続けて打者阿南のとき城之内と交代させられたが、投げさせればまだ投げられたと思う。七森のピンチは勝利投手を意識する五回にくるのではないかと思ったけれど、うまく逃げた。動揺もせずに五回を投げ抜けるあたり、いい度胸の持ち主のようだ。性格的には藤田、宮田につぐものをもっているかもしれない。左投手が伊藤一人で困っていた巨人にとって七森の台頭は大いに助かるのではないか。モーションとボールの多いのが七森の特徴だ。監督の使いにくい型の投手であるが、結構役立つだろう。城之内は張り切ってはいても気持ちだけでピッチングはその気持ちほどよくない。投球のテンポに変化がなく、打者に調子を合わされやすい。走者が出るとモーションが小さくなる。もっとゆっくりした気持ちで投げられないものだろうか。また伊藤が一死満塁に投ゴロをとって一塁に投げたが、伊藤ほどのベテランが満塁であることを忘れるようではお話にならない。チーム全体がモタついていて、はっきりした勝ち方のできないときは、まず投手が立ち直らなくてはならないのだ。この日の伊藤の凡プレーは罰金ものであった。

以前学習しましたね。 知ってます。 大阪市立西高校を2年で中退し、1962年に読売ジャイアンツへ入団。 最初の2年間は2軍暮らしに終始したが、3年目の1964年に公式戦初登板を果たし、2勝1敗という成績を残す。 しかしシーズンオフに、国鉄スワローズのエースであった金田正一の巨人への移籍に伴う無償トレードで、国鉄へ移る事となった。 国鉄(サンケイ)では、エース級の背番号である「20」を与えられるなど期待されたが、0勝0敗と不本意な結果に終わり、この年(1965年)を最後に、21歳の若さでプロ野球の世界から去った。 通算9試合登板 2勝1敗 防御率4.50 背番号 64 (1962年) 41 (1963年-1964年) 20 (1965年)

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元巨人の七森由康投手を知ってますか? 1964年  七森は本格派の投手ではない。どっちかといえば変型投手。いわゆるミラク

元巨人の七森由康投手を知ってますか? 1964年 七森は本格派の投手ではない。どっちかといえば変型投手。いわゆるミラクル投手だ。バック・スイングのトップでリストが他の投手より早くかえってしまう。そのために七森と初めて顔を合わせる打者はタイミングが合わない。打者が七森のモーションに慣れるまでにはかなり時間がかかる。これだけでも投手にとって相当有利なのだが、七森の場合はまだこれにおまけがつくのである。一風変わったモーションからくり出す球はカーブもスイフトもなかなかストライク・ゾーンにはいってこない。六回途中まで投げて百二球。ボールがくるかと思うとストライク。そのストライクもゆるくまがり落ちるカーブが続くと思えば、突如打者の手元で小さく変化する球がくるといったぐあいで、打者は予想がつかず、カウントで打ち気に出ることができない。七森は六回二死後、四球二つを続けて打者阿南のとき城之内と交代させられたが、投げさせればまだ投げられたと思う。七森のピンチは勝利投手を意識する五回にくるのではないかと思ったけれど、うまく逃げた。動揺もせずに五回を投げ抜けるあたり、いい度胸の持ち主のようだ。性格的には藤田、宮田につぐものをもっているかもしれない。左投手が伊藤一人で困っていた巨人にとって七森の台頭は大いに助かるのではないか。モーションとボールの多いのが七森の特徴だ。監督の使いにくい型の投手であるが、結構役立つだろう。城之内は張り切ってはいても気持ちだけでピッチングはその気持ちほどよくない。投球のテンポに変化がなく、打者に調子を合わされやすい。走者が出るとモーションが小さくなる。もっとゆっくりした気持ちで投げられないものだろうか。また伊藤が一死満塁に投ゴロをとって一塁に投げたが、伊藤ほどのベテランが満塁であることを忘れるようではお話にならない。チーム全体がモタついていて、はっきりした勝ち方のできないときは、まず投手が立ち直らなくてはならないのだ。この日の伊藤の凡プレーは罰金ものであった。

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