質問者様のケースでは230~290kPaの間で好きな空気圧を選んでいただいてよいです。
おすすめは250~260kPaあたりです。
以下、理由も含めて空気圧についてご説明いたします。
■ 指定空気圧 純正タイヤの指定空気圧は、自動車メーカーとタイヤメーカーがテストを繰り返して、運動性能、乗り心地、燃費、耐摩耗性等をバランスさせて定めたものです。
タイヤの種類やサイズが変わるとメーカーにはそのタイヤの治験がないので、ユーザー自身が独自に空気圧を定めることになります。
■ ロードインデックス 耐荷重能力はロードインデックス(以下「LI 」とします)で表されます。
タイヤ内の空気容量が大きいほど高い値のLIが割当てられます。
インチアップするとホイールの体積が増える代わりに、タイヤ内の空気容量が減るためLI が下がります。
空気圧を高めることで耐荷重性能を補いますが、困ったことに日本のJATMA規格のタイヤは空気圧240kPaまでしか性能保証していません。
なのでタイヤメーカーでは、さらに高い290kPaまで性能保証するエクストラロードタイヤ(=レインフォースドタイヤ)を偏平率の低いタイヤに設定しています。
質問者様の交換したタイヤはこのエクストラロードタイヤです。
これは欧州のETRTOエクストラロード規格のもので、タイヤサイズの末尾に「XL」が入ります。
少し高めの空気圧にすることで性能を発揮します。
■ 空気圧の設定 まず、V36の車両総重量から、荷重負荷の高い前輪の1輪当たりの荷重を調べます。
<V36荷重負荷> 車両総重量 1855~1885kg 前後重量配分=53:47 1,885kgの場合は・・・ 前1,000kg→500kg/輪 後885kg →443kg/輪 ということで、概ね1輪当たり500kg以上の耐荷重性能がある状態を作ればよいことがわかります。
次にそれぞれのタイヤサイズの耐荷重性能をみてみましょう。
<V36 250GT 純正タイヤ> 225/55R17 97W JATMA規格 → 指定空気圧230kPaでは1輪当たり710kgまでの耐荷重能力を持ちます。
車重に対してかなりゆとりがありますね。
耐荷重性能とは別の要素で指定空気圧が定められていることが伺えます。
<交換タイヤ> F 225/45R19 96W XL R 245/40R19 98W XL ETRTOエクストラロード規格 230kPa入れると・・・ 96XL →590kgまで 98XL →625kgまで ・・・の耐荷重能力を持ちます。
従って、指定空気圧の230kPaのままでも問題ないことがお分かりいただけると思います。
しかし、レインフォースドタイヤは、少し高めの空気圧で性能を発揮します。
恐らく実際に乗ってテストしても、20~30kPa高めの方が運動性能や燃費性能含めてよい感触得られると予想します。
そこで、純正指定空気圧に 20~30kPa高めにした250~260kPaをおすすめしております。
勿論、お好みで230~290kPaの間で選んでいただいて問題ありません。
長くなり失礼いたしました。
お役に立てましたら幸いです。