ご質問ありがとうございます。
スバルのDCTには色々な説がありますが、普通に考えるとDCTは2つの理由で「ない」でしょうね。
ひとつは「大きさ」の問題、もうひとつは「搭載車種」の問題です。
■ 大きさ スバルにはトランスミッションやトランスファーを小型にしなければならないという掟のようなものがあり、DCTはその掟に反します。
乾式DCTは比較的軽量コンパクトですが対応トルクが低く、WRX STi のようなハイパワーモデルへの搭載はかなりハードルが高いです。
■ 搭載車種 DCTを自社開発するとしたら、莫大な開発コストを要します。
なので、自社開発するとしたら、ほぼスバルの全ラインアップで採用しないと開発コストを回収できないと思います。
そうなるとWRX STi だけのために開発はしないだろうと思います。
なので、スバルがCVTを一区切りつけて、今後はDCTに重きを置く戦略に切り替えたとしたら、DCT搭載はありえなくもないです。
または、トヨタと共同開発で同じトランスミッションがトヨタ車にも採用されるならば、それもない話ではないと思います。
そうでない場合は、外部からトランスミッションを買い入れることになりますが、縦型FF用ではアウディに搭載されているDSGがあります。
これは重たく大きいユニットなので、これを利用するにしても、もう一歩小型化したものでないとスバルは採用しないだろうと思います。
いずれにしても、近々にDCTが登場することはないだろうと思います。
仮に出るとしても3年以上先なのではないでしょうか。
欧州での販売を考えるとCVTよりDCTの方がよいので、米国シェアを伸ばした次には欧州でという戦略であれば、その投資は悪くない選択とも考えられます。