結論からお話すると厳しいようです。
どういうことかしっかりとご説明しますね。
ロードインデックス(以下「LI」とします)は、耐荷重能力を示しますが、タイヤ内の空気の容量が大きいほど、高い耐荷重能力があるものとして、より高いLIの値が割り振られています。
インチアップをするとタイヤ全体ではホイールの体積が増える代わりにタイヤ内の空気の入る体積が減ります。
これにより単純にLIが下がるというわけです。
また、同じLIでも空気圧を高めると耐荷重能力が高まりますが、一般的なスタンダードタイヤの場合は2.4barが上限となっています。
そのため、より高い空気圧にして耐荷重性能を高められる「エクストラロードタイヤ」というものが出ており、こちらは2.9barまで空気圧を高められます。
エクストラロードタイヤの場合はタイヤサイズ表記の末尾に「XL」という記号がついています。
インチアップして耐荷重能力が不足した場合には、エクストラロードタイヤを選んで、高めの空気圧で耐荷重性能を満たすという選択肢もあります。
さて、純正タイヤはLI=96で2.4barです。
耐荷重能力は710kg/本(JATMA規格)となります。
2.4barというのはスタンダードタイヤの上限の空気圧で、このタイヤの最大の耐荷重能力を使っています。
単純計算ですが、目安として・・・ 710kg/本×4本 =2,840kg ・・・目安として、車両総重量2,840kg程度を支える能力があるということです。
車検証を見ていただけますでしょうか。
車両総重量(車両重量ではない)をご覧ください。
その重量は2,840kgよりも低い数字になっているはずです。
エルグランドのどのモデルかわからないので正確な車両総重量がわからないのですが、仮に8人乗りの4WDモデルなどは最も重たいですが、恐らく2,500~2,700kg程度の値になっていると思います。
例えばその値が2,500kgだったとしたら、単純計算で1本当たり625kg(2,500÷4)以上の耐荷重があれば大丈夫ということで、LI=96なら2.0bar以上の空気圧があれば耐荷重は得られるということですね。
実際に2.4barまで高めているのは、安全マージンをとるほかに、そのぐらい高めたほうが運動性能や燃費の面でよい結果が得られたのだと思います。
冒頭にLI=88では厳しいとお話したのは、上記と同じ方法で算出した結果です。
LI 88 スタンダードの上限2.4barの耐荷重は560kg/本 → 2,240kg/4本まで エルグランドはガソリンタンクも大きく乗車人数も多いので車両総重量が大きいのですよね。
恐らく2WD 7人乗りでも2,240kgより重たいと思います。
従って、NGとしたわけです。
では、どのLIを選べばよいのか? ■スタンダードタイヤJATMA規格(2.4bar時) LI 91 615kg/本2,460kg/4本 LI 92 630kg/本2,520kg/4本 LI 93 650kg/本2,600kg/4本 LI 94 670kg/本2,680kg/4本 LI 95 690kg/本2,760kg/4本 ■エクストラロードタイヤ(2.9bar時) LI 91XL 615kg/本2,460kg/4本 LI 92XL 630kg/本2,520kg/4本 LI 93XL 650kg/本2,600kg/4本 LI 94XL 670kg/本2,680kg/4本 LI 95XL 690kg/本2,760kg/4本 車検証の車両総重量の値が何かによって選択が変わります。
上記の4本分の重量は単純計算なのでより余裕をもったタイヤ選びをします。
例えば、車検証で車両総重量が2,500kgと書かれていたら、上記の一覧では92または92XLで耐荷重性能を満たしますが、より余裕をもって93以上または93XL以上を選べばよいということです。
245/45R18であれば、エクストラロードタイヤが出ています。
LIは100ですので十分な余裕があります。
245/45R18 100Y XL のような表記になっていると思います。
<適合リムではない> ここまで話しておいて、LIのお話は外れますが、245/45R18は適合リムが7~9Jですので、10Jというホイールには適していませんので、サイズそのものを見直す必要があります。
今時は超引っ張りタイヤは流行りませんし、危険ですのでやめられたほうが良いと思います。
純正サイズが分からないのですが、純正タイヤの外径値から誤差3%以内の外径のタイヤにすれば車検は通ります。
まずは車検証の車両総重量をご欄になってください。
別のサイズを選ぶ場合も同様に計算すれば大丈夫です。
長くなり失礼いたしました。
その他ご不明な点があればお問い合わせください