過去の回答を見て頂ければ分かるかと思いますが、両方好きで乗ってましたので客観的にお答えするつもりですが、あまりにも驚くような回答があるのでお答えします。
まず、始めに言いますが、どちらもノーマルで300km/hは出ません。
スープラが最高速では若干有利で273か276㎞/h程度だったと記憶してます。
BNR34も近い値は出るのですが、最高速に限って言えばスープラに軍配でしょう。
ただし、最高速と言っても公道レベルで、日本の首都高の様な所を想定してるならBNR34がまず速いです。
加速する、曲がる、止まる性能が全て上です。
私が言ってるのは谷田部やソルトレイクのようなひたすら障害がない場所での結果が上です。
飛ばした時の乗り味、安定感はBNR34が安定してます。
乗れば分かりますが、超高速域では路面に張り付いたような走りをします。
良くも悪くもディフューザーの影響でしょうね。
エアロダイナミクスにより、このような状態ですので最高速度は逆に伸びません。
BNR34の0ー400タイムの公認記録は12秒55 (強い追い風参考の際は12秒1) スープラは確か13秒後半~14秒程度だったはず。
そもそも0,3秒の差が3メートル程度の差の訳がないのは質問者さんもお分かりかと思います。
勝負にならないぶっちぎりの状態です。
これは両方ともプロが運転した状態で、スープラはFRなので、これが素人レベルになればより差がつくのは容易に想像つくかと思います。
また、この延長線上での0ー1000でもBNR34の記録の方が速いです(タイムは調べてみますが、分からないかも。
記録上、結構な差がありました) 続いてよく比較される筑波サーキットでのタイムです。
スープラは5秒78が93年11月デビュー時に一度出ましたが、これは疑問が残る状態で、一般的には94年12月の6秒17の記録が公認として取り上げられています。
以降は6秒台が出れば良い所で、いつも7秒前後の記録。
BNR34は4秒55でコンスタントに5秒台を記録しており、当時の国産最速軍団って事でGT-R,エボ、インプ、7,GTO,スープラが競ってましたが、全く当時のGT-Rの相手にならず、最後尾をGTOと競いあってました。
結構差をつけられており、勝負にならなくなってたのでBNR34がデビューする頃には国産最速軍団から外され、姿を消して出てこなくなりました。
私はいかにもスポーツカーって外観のスープラの方が見た目は好きなのですが、性能で言えばこの2車はライバル関係ではなく、BNR34の方が遥かに上です。
両方乗った事あるオーナーなら誰でも分かってる事と思いますが、スープラでは勝てる気がしません。
当時から走り屋の間で、スープラではGT-Rには何やっても敵わないってのが定説です。