車でのヨーイングの発生の仕方ですが、オーバーステアでリアが出た時の事をヨーイングというのでしょうか

車でのヨーイングの発生の仕方ですが、オーバーステアでリアが出た時の事をヨーイングというのでしょうか

匿名さん

車でのヨーイングの発生の仕方ですが、オーバーステアでリアが出た時の事をヨーイングというのでしょうか。
ロールやピッチングはわかるのですが、ヨーイングについてはあまり考えたことがないなと思い質問させていただきました。

アンダーステア、オーバーステアは設計段階で決まる特性です。
具体的には重心位置(ここに遠心力がかかる)と前後輪の横グリップとのバランスで決まるものです。
大雑把に言えば、止まっている車の重心を重機かなにかで真横にひっぱったとき、前から引きずられるか、後からついてくるかという理解でいいと思います。
(この特性はサスペンションの前後バランスや、スタビライザー、前後の高さのバランスで多少調整することはできます。
またタイヤのグリップやリアトーでも調整できますが、基本的には車に備わった特性です。
) そして、市販車・競技車は基本アンダーステアです。
(一部の物好きを除く) そのアンダーステアの車に「ヨーがかかってテールが出る」「ヨーをかけてテールを出す」というのが本当のところで、「オーバーステアでテールが出る」というのは、本来は誤用なのです。
しかし、これはある種の慣用句になって日本中に浸透しており、それで通じ合っているので、今さらどうしようもありません。
まあ現場では、通じておればそれでよく、誰も疑念を挟みません。
私も人と話すときは、いちいち訂正するのも変なのでそう話しています。
ただ、理論をキチンと勉強しようとすると、定義との違いに混乱することになります。
実用?に合う新たな「定義?」もネット上に出現して、混迷はさらに深まっていきます。
それで本題です。
ヨーはどうやって発生するか、ですが 外乱(風、路面)は除いて、大きく3つです ①ステアリングを切る フロントタイヤが歪んでスリップアングルを生じ、横力が生まれる。
②前後の荷重移動を行う 例えば、ブレーキングで前の方に荷重が移ると、フロントの横力↗︎、リアの横力↘︎となります。
遠心力がかかっていると、アンダーステアからオーバーステアに移行し、ヨーが発生します。
冒頭で重機で引っ張る説明をしましたが、このときボンネットに5〜6人が乗った状況を考えてください。
この状況では、遠心力によってテールがでてるわけで、オーバーステアに移行してテールが出たと言っても間違いにはなりません。
(なお旋回中にロックするほどの急ブレーキを踏んだときはまた別の挙動が出るので注意) ③左右の荷重差があるとき、駆動輪に強いトルクをかける カーブで荷重が外側に偏っていたとします。
オープンデフの場合、左右のトルクは常に1:1に配分されます。
このとき、タイヤと地面の間に発生するトラクション(=駆動力)ですが、普通の街乗りの様に穏やかにアクセルを開けているときは、たとえ荷重差があっても、駆動力はほぼ1:1です(図上)。
しかしスポーツ走行のように回転を上げて大きなトルクを加えるとき、それがタイヤの接地面に縦の変形を生むようなトルクであれば、トラクションに左右差が生じます(荷重の小さい方に伝達ロスが生じる、図下)。
ただし、これはオープンデフで、内輪がある程度グリップしている段階での話です。

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匿名さん

車でのヨーイングの発生の仕方ですが、オーバーステアでリアが出た時の事をヨーイングというのでしょうか。
ロールやピッチングはわかるのですが、ヨーイングについてはあまり考えたことがないなと思い質問させていただきました。

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