匿名さん
元大毎の三平晴樹投手を知ってますか? 1957年 大毎オリオンズ入りの決定した日鉱日立の三平晴樹=みひらはるき=投手(19)は十三日午後一時毎日新聞東京本社第三会議室で父親芳雄さん(47)につき添われ入団の契約を行った。
同投手は今春秋田商高を卒業後、日鉱日立に入社したものだが砂押監督の指導でメキメキ腕をあげ、ことに今秋の産業野球の対東洋紡富田戦で15個の三振を奪ってからにわかに脚光をあび大毎のほかにも近鉄、大洋からの勧誘の手がのびていた。
しかし同投手が秋田市の出身であったことから在京球団を選ぶところとなり大洋と大毎が激しい争奪戦を演じたすえ大毎が獲得に成功したもの、五尺七寸五分、十八貫五百、左投左打の速球投手。
別当監督の話 三平君については前から注目していたが、先日立教と日鉱日立の試合が水戸であり、そのとき三平君をみてこれならいけると思った。
フォームが整っていて一見中日の中山君に似ているが、これからの人として将来を楽しみにしている。
私は常時九人の投手を持ち、うち左投手三名が理想と考えているが、荒巻、和田功が落ち目のときに三平君が入ってくれたことは心強い。
補強はもう一人ねらっているが、まだ交渉中でそれは大物というほどのものではないが将来性のある選手だ。
三平投手の話 一日でも早くプロの水に慣れたいものです。
近鉄と大洋からも話はありましたが、大毎が一番働きやすい球団だと思っています。
いままでは直球一本やりでしたが、これからはドロップとシュートを勉強したいと思っています。
父親芳雄さんの話 これでホッとしました。
晴樹が野球をはじめたのはちょうど終戦直後の小学三年のときで、もののないときだったので右のグラブを左にはめてやっていました。
性質は私の口からいうのもおかしなものですが素直でむしろおとなしすぎるくらいです。
どうぞ立派なプロ野球人になってほしいものです。