元松竹の大石正彦投手を知ってますか? 1954年 去る八月二十七日、難波球場における巨人対松竹のナイター(このとき巨人

元松竹の大石正彦投手を知ってますか? 1954年  去る八月二十七日、難波球場における巨人対松竹のナイター(このとき巨人

元松竹の大石正彦投手を知ってますか? 1954年 去る八月二十七日、難波球場における巨人対松竹のナイター(このとき巨人の勝率663に対して中日は667、この日は中日の試合なし)は巨人勝って中日と同率首位に立つ好機それまでの対戦成績も巨人の17勝4敗1分であったから当然巨人の有利は成るものと見られたのに、なんと4-2で松竹が勝ち。天下のファンが驚いてしまった。しかも投手は権藤でなく大石で、巨人の安打四本、四回南村が内野安打に出たのをとどめとして九回まで無安打で三振10と聞いて二度びっくり、あの小柄の新人投手のどこにそんな威力があるのか話題になったものである。大石は十八歳、五尺六寸、十七貫三百、がっちりした体格、甲府商高で三年間投手をして今春松竹入りしたのだから硬球投手として四年目という球歴。プロ球界でいえばまだずぶのしろうと投手、それでいて対巨人戦までに出場二十五試合(うち先発九試合、完投七試合)で3勝11敗(十八日現在は4勝13敗)の成績をみてわかるように権藤についで数多い登板は松竹のホープと買われている実証である。投法は上手投げ、横手投げ、下手投げの三種類で一番多いのが下手投げで次が横手、一番少ないのが上手投げになっている。下手投げで投げているのがシュート(横手投げでも投げている)とシンカーとカーブ、横手投げではシュートと速球(内角へのシュート、外角へのクロス・ファイア)そして上手投げでカーブとなかなか多彩な球質を操作している。そして下手投げのカーブは大きく曲がる球質、上手投げのカーブは特異のもので小さくまがるカーブ(スライダーに似たところもある)これを巧く使い分けている。ウィニング・ショットはシュートとシンカー、腰がよく入っているし体重があるのでなかなか球が速い。そこでシュートもシンカーも生きているのが大石の特長、これでコントロールがよければちょっと打ちくずせないピッチング、対巨人の日であったに違いない。しかし球は生きているが、なんといってもプロ一年生、大きな舞台もふんでいないし経験が浅い。ともすると一人角力をとったり力みすぎて損をしている。これからは打者の研究、走者に対する処理、タイミングの問題、そして投手守備、これだけを身につける必要がある。目標を長谷川投手においているらしいが、これはいいねらいであると思う。なんといっても阪神の山中とともに最年少投手、急ぐことはない。小器用な投手にならず球速をつけ球威を資本にする投手になってほしい。松竹の打力も強くなって勝星をあげる援護をしてくれるだろう。 大石投手の話 サイドハンド気味の横手投げが6、スリー・クォーターが4の割合で投げシュート、シンカー、カーブのうちではカーブをいちばん多く投げています。そうしたクセのある変化球はストレート(直球)を三つ投げるとき一球くらいまじえるとかなり効き目があるように思います。カーブは外角低目をねらいますが、2-0とか2-1というカウントのいいときは大きく曲がってストライク・ゾーンから逃げるのを投げ、そのあとコーナーいっぱいに入る小さく鋭いのを使っています。外角低目の速球は自分でもかなりスピードがあると思いますが、のびのあるときはいいが、疲れてのびがなくなるとコントロールが乱れてインコースに入って打たれてしまいます。巨人戦のときはシュートがかなりよくきまったので苦しくありませんでした。スピードは身体にウエイト(17貫余)があるのでこれからも速球には自信がもてそうです。ただ投手守備は「Bの下}といわれるだけあって投げるのに精いっぱいで、この点余裕はいまありません、カープの長谷川投手の打者に打ち気のないときド真ん中に直球を投げこむ度胸のよさと打者とのカケヒキはぜひ学びとりたいと思います。

知らなかったので調べました。 甲府商業高校時代はエースで6番打者として1952年には夏の山静大会決勝戦で矢頭高雄、西村一孔がバッテリーを組んでいた都留高校と対戦し、延長21回の末2-1で敗れ、甲子園出場ならず。 1954年に当時の洋松ロビンスに入団。 1年目から1軍で活躍するも、当時の大洋は万年最下位で負け数も多く、1956年には22敗を喫する。 しかし1960年には先発・リリーフで活躍し、大洋初優勝に貢献。 日本シリーズでも好投した。 当初は巨人戦に弱く、1955年から1959年にかけて17連敗を喫する。 しかし1960年の大洋初優勝時には好投した。 脚力があり、7盗塁を記録している。 三原監督時代には代走でも起用された。 1961年のオフにアキレス腱を切断し、1962年に引退[1]。翌年から1968年まで大洋のコーチを歴任する。 退団後は帰郷し、スポーツ用品店を経営する傍ら、少年野球の指導を行った。 弟の大石勝彦も同じように甲府商業から大洋ホエールズに入団した元プロ野球選手。 球種はカーブ、スライダー、シュート。 通算100敗以上している投手の中で、通算62勝に終わっており、これは小林経旺(46勝110敗)に次いで2番目に少ない勝ち数である。 通算326試合登板。 62勝106敗。 防御率3.06 背番号 45 (1954年) 14 (1955年 - 1962年) 31 (1963年 - 1968年) 負けが多いのもまた良い投手。 菅野は年間30試合近く先発して防御率1点台。 でも一桁勝利止まりと言う金字塔を立てようとしている。

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元松竹の大石正彦投手を知ってますか? 1954年 去る八月二十七日、難波球場における巨人対松竹のナイター(このとき巨人の勝率663に対して中日は667、この日は中日の試合なし)は巨人勝って中日と同率首位に立つ好機それまでの対戦成績も巨人の17勝4敗1分であったから当然巨人の有利は成るものと見られたのに、なんと4-2で松竹が勝ち。天下のファンが驚いてしまった。しかも投手は権藤でなく大石で、巨人の安打四本、四回南村が内野安打に出たのをとどめとして九回まで無安打で三振10と聞いて二度びっくり、あの小柄の新人投手のどこにそんな威力があるのか話題になったものである。大石は十八歳、五尺六寸、十七貫三百、がっちりした体格、甲府商高で三年間投手をして今春松竹入りしたのだから硬球投手として四年目という球歴。プロ球界でいえばまだずぶのしろうと投手、それでいて対巨人戦までに出場二十五試合(うち先発九試合、完投七試合)で3勝11敗(十八日現在は4勝13敗)の成績をみてわかるように権藤についで数多い登板は松竹のホープと買われている実証である。投法は上手投げ、横手投げ、下手投げの三種類で一番多いのが下手投げで次が横手、一番少ないのが上手投げになっている。下手投げで投げているのがシュート(横手投げでも投げている)とシンカーとカーブ、横手投げではシュートと速球(内角へのシュート、外角へのクロス・ファイア)そして上手投げでカーブとなかなか多彩な球質を操作している。そして下手投げのカーブは大きく曲がる球質、上手投げのカーブは特異のもので小さくまがるカーブ(スライダーに似たところもある)これを巧く使い分けている。ウィニング・ショットはシュートとシンカー、腰がよく入っているし体重があるのでなかなか球が速い。そこでシュートもシンカーも生きているのが大石の特長、これでコントロールがよければちょっと打ちくずせないピッチング、対巨人の日であったに違いない。しかし球は生きているが、なんといってもプロ一年生、大きな舞台もふんでいないし経験が浅い。ともすると一人角力をとったり力みすぎて損をしている。これからは打者の研究、走者に対する処理、タイミングの問題、そして投手守備、これだけを身につける必要がある。目標を長谷川投手においているらしいが、これはいいねらいであると思う。なんといっても阪神の山中とともに最年少投手、急ぐことはない。小器用な投手にならず球速をつけ球威を資本にする投手になってほしい。松竹の打力も強くなって勝星をあげる援護をしてくれるだろう。 大石投手の話 サイドハンド気味の横手投げが6、スリー・クォーターが4の割合で投げシュート、シンカー、カーブのうちではカーブをいちばん多く投げています。そうしたクセのある変化球はストレート(直球)を三つ投げるとき一球くらいまじえるとかなり効き目があるように思います。カーブは外角低目をねらいますが、2-0とか2-1というカウントのいいときは大きく曲がってストライク・ゾーンから逃げるのを投げ、そのあとコーナーいっぱいに入る小さく鋭いのを使っています。外角低目の速球は自分でもかなりスピードがあると思いますが、のびのあるときはいいが、疲れてのびがなくなるとコントロールが乱れてインコースに入って打たれてしまいます。巨人戦のときはシュートがかなりよくきまったので苦しくありませんでした。スピードは身体にウエイト(17貫余)があるのでこれからも速球には自信がもてそうです。ただ投手守備は「Bの下}といわれるだけあって投げるのに精いっぱいで、この点余裕はいまありません、カープの長谷川投手の打者に打ち気のないときド真ん中に直球を投げこむ度胸のよさと打者とのカケヒキはぜひ学びとりたいと思います。

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