ベントレーの後半を書いてみようと思います。 ② さて、今回はミュルザンヌ・スピードです。 ベントレーは過去数奇な運命を辿っています。 1931年には世界 恐慌でロールス・ロイスに買収され、1998年には現在フォルクス ワーゲンの傘下に入っています。1919年にオルター・オーエンに より造られたモータースポーツが出自の自動車メーカーです。です から今でも、CM撮影の車のナンバーは、W.Oのナンバープレイ トが付けられています。 前記のモデルのエンジンはどれも親会社のフォルクスワーゲン社の 指示するエンジン(アウディーと共有)を独自にチューニングして 使っていますが、そんな中、ミュルザンヌだけは自社で開発した エンジンを積んでいるモデルです。5800ccのV8ツインター ボのエンジンは608PS,100kgmの性能を誇る、ベントレ ーのフラッグ・シップモデルです。ベントレーはモデルが成功すると 、スピードのロゴを後ろに付けて、高出力の車種を発売します。こ の車も同じで去年春に発売開始となりました。この車の特徴は取り 回しの良さです。全長5575cm、車重2.7t弱の巨体をまるで メルセデスのSクラスの様に取り回しが出来ます。メルセデスの マイ・バッハよりも25cmも長く、250kg以上重いのに関わら ずです。またアウトバーンで、200km/hで巡航中後ろからポル シェにパッシングされたことがあります。その時シフトレバーを手前 に引くと、ギヤーダウンしてターボの気給が始まり瞬時に280km /hになり2~3秒後に300kg/hで巡航します。もうポルシェ は付いてこれません。この様な性能をこの巨体がする事自体が信じら れません。乗り出し価格で6000万弱ですが、最もコストパフォー マンスを感じる一台です。この機種も他のモデル同様AWDです。 コーナーをオーバーステイアーすることなく速で曲がりきります。 このモデルに乗っている以上、疲れるということは有りません。豪華 な室内の分厚いシートはヒートやマサージ機能がオプションで付き、 自宅のロルフ・ベンツのソファーより満足できる一台になっています。 車の押し出しは多分、RRと同等が上回るでしょう。 私のレポート以外に知りたいことがあれば気軽に尋ねて下さい、。 この秋には、ベンテイガが納車されます。ニューヨークでベントレ- の試乗会があり、その折ベンテイガに4~50分乗る機会がありまし た。SUVの特徴の運転席が高く見晴らしがいい分、取り回しが非常 に楽でした。また毎度の事ですが、内装はこれがSUVかと見間違う ほど豪華です。さらに加速は驚くほど素晴らしく、発表の0―100 km4.1秒は本当のようです。又会場にはオフロード用のテストコ ースが造られていて、山あり谷あり岩あり砂場ありのコースを難なく 走り切ります。案の定虜になったカモの私は3台のベンテイガを発注 してしまいました。私はスキーをするので今年の冬の走りが楽しみで す。