固いから浮かないことも、筋肉付きすぎて浮かないこともないです。
私は競泳で、現役時代確か13%ですが、普通に浮いてましたし、浮かなきゃ商売にならんのだから。
いわゆるバランスの話。
先ず、魚と一緒で浮袋=肺の中の空気です。
しかし、都合よく体の中心にあるでなく、やや上半身よりにあります。
だから、伏し浮きの場合は、へそが中心・支点になり、バランスを取る。
さらに背骨を反らせたりして、拮抗する(浮いたままになる)場所を探すわけです。
このバランスは微妙なもんで、例えば、足を沈ませたい、と思えば同じ姿勢なのに沈むような、ある種の感覚です。
感覚=難しいけど、逆に言えば簡単なもんです。
つまり、こつを掴むって話ですよ。
これを貴方に、文面で伝えられるなら、世の中みんな水泳できるし、どんな競技も出来ます。
質問の回答は、そんなことねえよ、練習してこつを掴めば、そこらのトドみたいなBBAでさえ出来るから、心配すんな、です。
<細かい話>*こっからは余計なお世話、暇ならどーぞ。
・肺の空気は、抜いたら選手でも沈みます。
また、浮き続けられるかと言うと、毛伸びで壁蹴って、15mいけたらって程度です。
つまり、いい姿勢で空気溜めてても最後は沈みます。
常に、浮袋に空気を溜め、ちょっとずつ出しては一気に補充、これが水泳での呼吸の原則です。
これも、やらない人が多い。
特になんとなく泳げる人って、基礎的なボビングなど体系づけての練習をしないからですが。
・推進力がないと、どうしても浮きづらい。
手のかき、キック、壁を蹴った推進力、こうしたもんが浮力の補助をしてくれます。
ですので、浮き続けるのはきつくても、泳いでいいならいくらでも泳げます。
選手は。
トライアスロン、仮に3kmなら、こうした、長く続けられる泳ぎを覚えないといけない。
数百m程度ならどうでもいいかもだけど。
別の方がスーツでいいって言ってますが、反論でなく、ある程度上達したいなら、スーツなしで出来んと話にならない。
まして自然環境下は波などあり、よりきついし、姿勢がダメだとより疲労します。
・正しい伏し浮きの姿勢は、先ず、両手バンザイ、手のひら重ねる、そのまま指を何処までも上に伸ばしつつ、腕を耳の後ろにくっつけ、顎を軽く引いて、胸を張る(背骨をやや反らす)。
すると、ストリームラインと呼ばれる、基本の姿勢が取れます。
このとき、若干でも前かがみだと、泳ぐとき遅い。
これは、胸を張らない(まっすぐにしてる)、顎を引きすぎ(頭頂部が下がる)ってのが多い。
特に、背中反らせるってのは普段やらないので、大人には難しい印象。
あばら(つまり胸)をやや前に出し、水流を鳩尾に呼び込む感じが正しい。
この姿勢が怪しい人は、そのまま何万キロ泳いでも上達がないです。
大事なの。
・筋肉が付きすぎると浮き辛いですが、泳げないことはないです。
支障をきたす程度じゃないって話。
デブは浮くってのはある部分で正しいけど、デブでいいことはありません。
抵抗だから。