同エンジン820ccにFCR35を使用しています。
ズバリ185は大き過ぎます。
プラグが白い=もっと大きい番手に・・・の考えは間違いではありません。
ですがその理論は許容範囲から±10番ほど外れていた時のセッティング理論で完全に履き違えた場合の目安にはならないと言う事です。
同車種、同エンジン、同じマフラーであってもスロットル開度は個々で個人差がありセッティングは異なる・・・と思ってもらっても過言ではありません。
では何で白くなるのでしょう??? 簡単に言えばガスが薄い・・・の症状ですね? 185番も入れているのに何で?と思いますよね? 燃焼室に吸い込まれるガスはピストンが下がる時に「注射器を引く」と同じ原理で吸い込まれていきます。
ポートが狭いと同じ圧で吸い込みした場合、流速は早くなりポートが広いと吸う圧は低下し吸い込み量も減少します。
今回の口径35mmはノーマルのCVK34よりも口径が大きいですよね? たかが1mmとお思いでしょうがレーシングキャブレターは口径もですがガスが通る血管やエアーの通り道のジェット類は最大パワーを出す為の物ですから広く作られておりノーマルキャブの仕組みとは全く異なる仕組みになっています。
同じアクセル回度でもガスや空気量が違う・・・の方が解りやすかな? ちょっと脱線しましたが、先ほどの注射器を引くのお話しですがノーマルピストンでは大きな穴が開いている番手の高すぎるジェットからは逆にガスが吸い上がらない・・・、吸い上げる力が無い・・・と言った理論です。
人間もストローでジュースを飲む場合、ストロー穴が極端に大きいと細い物より必要以上の吸う圧がないとジュースは上がってきませんよね?・・・ってな感じです。
例えが悪いですが番手を完全に履き違えるとその事と同じ症状になる訳です。
ですから排気量を上げたからと言って必ずしもジェットを極端に大きくしなければならない・・・と言う事は無いと言う事です。
私の経験上、ノーマル738ccのメインでしたら145~150番台で来ると思います。
上記の理論からジェットの穴を今より小さく(穴を細く)する事によって少しの力でガスは早く入り込むと言う理屈になるのがお分かり頂けましたか? 上記の番手の範囲で初めてプラグの焼け具合を判断すのが正解です。
【注意】 内部のジェットは開度によってガスの通り道を違わせ個々でジェットの仕事が異なります。
プラグが・・・ 白い=薄い 黒い=濃い ですが、今の場合はMJ。
サーキットと同等な全開走行を20~30分ほどしなければセッティングが合っていたとしても一度黒くなったプラグを正常な色にするにはそれくらいの時間を要します。
何本もストックをお持ちにになりSJ JN、MJの開度域を頭にに入れ、MJに関しては全開した後、エンジンを切り、直ぐに焼け具合を確認する・・・といったやり方が全開域だけ見るのに良いと思います。
私のやり方や考え方が全てであり、正解ではありませんが以上参考になさって頂ければと思います。