匿名さん
車のバックモニターは本当につける価値があるのでしょうか? バックモニターは確かに便利な面もありますが、それと同じくらいデメリットやリスクもあると思うのですが.....? たとえば、大型乗用車(ワンボックスカーなど)にバックモニターをつけた場合を考えます。
その場合に恐ろしいのは次のことです。
1. 今までバックモニターなしの小型乗用車(軽自動車や1500ccクラス程度までのもの)に乗っていた人が、バックモニター付きの大型乗用車に乗り換えた場合を考えます。
このとき、人によっては車が大きくなった不安から、駐車時等にバックモニターに頼りがちになる可能性があります(モニターに書かれている注意喚起メッセージも意味をなさなくなる)。
さらに、バックモニターには車の後方の距離感の目安が表示されており、ある意味非常に便利です。
その上大きな車に乗った状態で、直接目視で後方を確認するのは結構疲れます。
そうなると、いつの間にかモニターへの依存が習慣化するおそれがあります。
2. バックモニターに頼りがちな人が、車をバックさせる際に事故を起こしたとします。
すると、必要以上に過失を厳しくとがめられがちになるそうです。
「バックモニターに対象物が映っていなかったからぶつけた」では「あんたバカじゃねえのか‼︎ 甘ったれるんじゃねえよ‼︎」などと言われかねません。
事故を起こした際の過失割合も割り増しされるらしいです。
ところで「車をバックさせる際は直接目視が原則」ともうたわれている(ある意味常識中の常識)らしいですが、誤ったバックモニターの使い方が身についた人には、それも通用しなくなっているかもしれません。
このように「誤ったバックモニターの使い方が身につく」「事故を起こした場合に、バックモニターなしの場合よりも過失を厳しくとがめられる」というリスクがあるのなら、いっそのことバックモニターの使用を禁じることもありなのではないかとすら思うのですが、どうでしょうか?